秋の花

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)

セイタカアワダチソウの基本情報

種類

多年草 キク科 アキノキリンソウ属

別名

ゴールデンロッド
ダイハギ(代萩)など

和名

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)

学名

Solidago canadensis

英名

Tall goldenrod

花期

9~11月頃

果期

12~2月頃

セイタカアワダチソウの名前の由来

同じ属のアキノキリンソウの別名であるアワダチソウよりも草丈が高いことから由来します

セイタカアワダチソウの花言葉と誕生花

花言葉

元気、生命力、唯我独尊 など
 

花言葉の由来

元気・生命力・唯我独尊

地下茎やタネで、それまで自生していたススキ等を追い払って群生する旺盛な繁殖力から生まれた言葉だそうです
 

誕生花

10月1日、11月2日
 

セイタカアワダチソウの特徴

・秋に鮮やかな明るい黄色の花をたくさん咲かせます
・背丈は1~2mまで伸び、繁殖力が異常に強いため、大群落をつくります
・ハチなどの虫によって受粉する虫媒花で、風で花粉が飛んで受粉する風媒花ではありません
 

・北アメリカ原産で、日本には明治時代に渡来したといわれています
・しなやかな茎と金色に輝く花姿から、英名:ゴールデンロッド
・日本では切り花用の観賞植物として導入された帰化植物です
・花粉症の原因と言われていましたが、実際は同時期に発生するブタクサが原因で、セイタカアワダチソウは花粉症には関係ないそうです

 

セイタカアワダチソウの駆除方法

駆除方法

セイタカアワダチソウは、多い時で、1株約50,000個もの種子を風に乗せて飛ばして増殖し、地下茎にも生命力にあるため、駆除が非常に難しい雑草とされています

手で抜いたり、刈り取ったり、根を掘り起こしても千切れた断片から葉を伸ばすだけで再生してしまうため、一度根付いてしまうとかなり厄介です

ですので、駆除をするなら除草剤で本体である根から枯らすのが一番おすすめです!

抜いても抜いても生えてくるのは地下茎が原因だったんだね
地下茎でもタネでも増えるってなかなか厄介だね

おすすめの除草剤

ラウンドアップマックスロード

口コミでも好評なラウンドアップマックスロードは、値段は少しお高めですが、それに似合うだけの効果を発揮します

スギナはもちろん、多種多様な雑草に効果があり、頑固なササも枯らすことがで
きます

また、雨にも強く、散布後1時間以上たてば、雨が降っても効果が持続しますし、早春や晩秋のような気温の低い時、乾燥した天気が続き除草がしにくい時、夕暮れ時でも確かな効果を発揮するので、初心者におすすめの除草剤です
 

 
希釈や噴霧器の手入れが面倒な方、そのまま使えるシャワータイプがおすすめです

また、シャワータイプは希釈タイプよりも2~3ヶ月ほど抑草効果があるそうです
 

サンフーロン液剤

ラウンドアップマックスロードのジェネリック農薬なので、現在流通しているラウンドアップマックスロードの方が短くて済むのですが、その点を考慮して散布すれば、しっかりと雑草を枯らすことができるので、コストを抑えたい方はコチラがおすすめです
 

上手に枯らす方法

地上に出ている葉から除草剤を吸収するため、刈らずに散布しましょう

また、地面に落ちた除草剤は分解されて残留しないため、まだ芽が出ていない部分の駆除には10日おきに3回に分けて散布するとこれから生えるセイタカアワダチソウも駆除できます

予防方法

せっかく除草剤をまいて枯らしても、またどこからか胞子が飛んできてしまったら元も子もありません

そのためにも、防草シートを敷くことをおすすめします!
 

コンクリートや砂利敷きという方法もありますが、コンクリート舗装は施工費がかかるし、砂利敷きは防草効果がそこまで高くない上に自分でやるにはかなりの重労働です

そのため、敷くだけで予防できる防草シートがおすすめなんです

ただし、防草シートを固定するピンを刺した箇所(穴)やシートとシートとの隙間などしっかりテープで閉じておかないとその隙間から雑草が生えてきてしまうので、そこは丁寧にやりましょう!
 

よく土手に生えてる背の高い雑草だね
秋になるとススキと一緒によく見るね
周りの在来植物の姿がほとんど見られなくなるくらい繁殖しちゃうから厄介者扱いされちゃうんだよね
うまく共存できれば綺麗な花なのにね