アザミの基本情報
種類
多年草 キク科 アザミ属
別名
ハナアザミ(花薊)
マユハキ(眉刷) など
和名
ノアザミ(野薊)
学名
Cirsium
英名
Thistle
花期
アザミの名前の由来
花に触れようとしてさわったら棘が刺さって驚く様子を、沖縄の方言で「傷つける、驚きあきれる」を意味する「あざむ」から由来します
アザミの花言葉と誕生花
花言葉
独立、安心、厳格 など
<色別の花言葉>
白:ひとり立ち、自立心
紫:厳格、気品
赤:権威、独立、安心 など
黄:別れ
花言葉の由来
独立・安心
1263年に、ノルウェー軍がスコットランドの城に侵攻した時に、壕(ほり)に生えていたアザミの葉の鋭いトゲがノルウェー兵士の侵入を防いだという逸話から生まれた言葉だそうです
厳格
厳格で高潔な羊飼いに恋をした女神アフロディテが、意のままにならない羊飼いに腹を立て、彼を盲目にしてしまい、絶望した羊飼いは川に身を投げ、その河原にアザミの花が咲いたというギリシャ神話から生まれた言葉だそうです
誕生花
3月19日、4月19日、5月5日
6月29日、7月1日、7月9日
9月14日、9月18日、9月24日
10月20日、10月21日 など
アザミの特徴
・白、ピンク、紫、紅色の花を咲かせます
・アザミという花はなく、ノアザミを一般的にアザミと呼ばれており、切花として出回っているのはノアザミを元に品種改良した「ハナアザミ」や「ドイツアザミ」と呼ばれる園芸品種です
・鋭いトゲが植物全体に付いているので注意しましょう
・日本や北半球原産の植物で、世界で約300種もあり、その3分の1ほどが日本の野山や道端などに自生しています
・開花の頃から地上部が枯れ始める頃に根を掘り上げ、水洗いして薄い輪切りにし、日干しすると生薬がない季節に代用されていたそうです
・スコットランドの国花として制定されています
アザミの育て方
手入れ方法
わき芽がたくさん出ることで、枝数が増え結果として花の数も多くなるため、丈が低い頃に伸びている茎の先端を摘み取りましょう
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう
病害虫
アブラムシ、ナメクジ、うどんこ病 など