ヒヤシンスの基本情報
種類
多年草(球根植物) キジカクシ科 ヒヤシンス属
別名
ヒアシンス
ニシキユリ(錦百合)など
和名
フウシンシ(風信子)
学名
Hyacinthus orientalis
英名
Hyacinth
花期
ヒヤシンスの名前の由来
ギリシャ神話に登場する美青年ヒヤキントスから由来します
スポーツが得意なヒアキントスという美少年は、太陽神アポロンと西風の神ゼヒュルスの二人から愛されていました。
ある日、ヒアキントスとアポロンが楽しく円盤投げをしている所を見たゼヒュルスが嫉妬し、ゼヒュルスの強い西風で円盤の軌道が変わり、ヒアキントスの額に直撃し、命を落としてしまいます。
辺りの草はヒアキントスの血で染まり、その草の一本から紫色の花が咲き、それがヒヤシンスの始まりだといわれています
ヒヤシンスの花言葉と誕生花
花言葉
スポーツ、ゲーム、悲しみ など
<色別の花言葉>
赤:嫉妬
ピンク:スポーツ、ゲーム、しとやかなかわいらしさ
白:控えめな愛らしさ、心静かな愛
青:変わらぬ愛
紫:悲しみ、悲哀、初恋のひたむきさ
黄:あなたとなら幸せ、勝負
花言葉の由来
スポーツ・ゲーム
名前の由来にもなったギリシャ神話のヒアキントスがスポーツが得意なことから生まれた言葉だそうです
悲しみ
ギリシャ神話のヒアキントスが亡くなってしまったことに太陽神アポロンがひどく悲しんだことから生まれた言葉だそうです
誕生花
1月4日、1月7日、1月16日
2月1日、2月7日、2月19日
2月25日、3月27日、4月6日
4月11日、12月3日、12月11日
12月12日、12月23日 など
ヒヤシンスの特徴
・春先になると赤、ピンク、白、青、紫、黄色の強い香りのする釣り鐘状の小さな花を咲かせます
・耐寒性秋植え球根として扱われ、鉢植えや水栽培などで観賞されています
・球根植物なので根の観察が出来るよう水耕栽培などにも向き、最近はヒヤシンスはインテリアとしても人気です
・ギリシャ、シリア、小アジア原産の植物で、日本にはオスマン帝国で園芸化されたものが江戸時代に渡来したといわれています
・クリスマスマーケットが盛んなヨーロッパや北欧では、ヒヤシンスの球根を売る習慣があるそうです
ヒヤシンスの育て方
手入れ方法
水やりは10~5月までの成長期にかけて、土の表面が乾いたら行いましょう
水栽培で育てる場合、球根のお尻がちょっと水に浸る程度にセットし、根が伸び始めたら球根が浸らない量に水を減らし、なるべく窓際など風通しのいい涼しい場所で育てましょう
病害虫
黄腐病、白腐病、カビ など