春の花

ツクシ(土筆)

ツクシの基本情報

種類

多年草 トクサ科 トクサ属

別名

ツクシンボウ(土筆ん坊)
ジゴクソウ(地獄草)など

和名

スギナ(杉菜)

学名

Equisetum arvense

英名

Horse tail

花期

3~4月頃

ツクシの名前の由来

ツクシは、スギナにくっついて出てくることから「付く子」、袴の部分で継いでいるように見えることから「継く子」、から由来します

ツクシの花言葉と誕生花

花言葉

向上心、努力、意外 など
 

花言葉の由来

向上心・努力

1日1cmほど伸びるツクシの生育スピードの速さから生まれた言葉だそうです

意外

外見の異なるツクシとツクシが、同じ地下茎から出ていることから生まれた言葉だそうです
 

誕生花

3月6日、3月12日 など
 

ツクシの特徴

・ツクシは植物名ではなく、スギナの胞子茎を指します
(次いで現れる栄養茎をスギナといいます)
・草原や田畑の畦などに多くみられ、古くから親しまれています
・スギナは畑などでは厄介な雑草ですが、ツクシは春の山菜として食べられるので、生え際から折るようにして採りましょう
 

・メキシコ南部やペルー原産の植物で、日本には江戸時代に渡来したといわれています
・地上部がスギを連想させ、春のツクシが食用されることから、和名:スギナ
・地上部のすべてに薬効があり、カロテン、カリウム、ビタミンC・B2などを含み、高血圧や風邪、眼精疲労、鼻炎、糖尿病、炎胆石、花粉症などに効果があるといわれています
・頭の部分に青みがある若い頃は食べることもできますが苦みがあるので、頭の部分と茎にある袴を取り除いて佃煮などにすると長持ちします
(卵とじにすると子どもも食べやすくなります)

 

ツクシ(スギナ)の駆除方法

スギナは、地下茎に生命力にあるため、駆除が非常に難しい雑草とされています

スギナを手で抜いたり、刈り取ったり、根を掘り起こしても千切れた断片から葉を伸ばすだけで再生してしまうため、一度根付いてしまうとかなり厄介です

また、スギナのしぶとさは、地下茎の途中に塊茎を作って養分をためているため、地下茎を千切れようと容易に再発、むしろ増えることもあるそうです

ですので、駆除をするなら除草剤で本体である根から枯らすのが一番おすすめです!
 

抜いても抜いても生えてくるのは地下茎が原因だったんだね
地下茎でも胞子でも増えるってなかなか厄介だね

おすすめの除草剤

ラウンドアップマックスロード

口コミでも好評なラウンドアップマックスロードは、値段は少しお高めですが、それに似合うだけの効果を発揮します

スギナはもちろん、多種多様な雑草に効果があり、頑固なササも枯らすことがで
きます

また、雨にも強く、散布後1時間以上たてば、雨が降っても効果が持続しますし、早春や晩秋のような気温の低い時、乾燥した天気が続き除草がしにくい時、夕暮れ時でも確かな効果を発揮するので、初心者におすすめの除草剤です
 

 
希釈や噴霧器の手入れが面倒な方、そのまま使えるシャワータイプがおすすめです

また、シャワータイプは希釈タイプよりも2~3ヶ月ほど抑草効果があるそうです
 

サンフーロン液剤

ラウンドアップマックスロードのジェネリック農薬なので、現在流通しているラウンドアップマックスロードの方が短くて済むのですが、その点を考慮して散布すれば、しっかりと雑草を枯らすことができるので、コストを抑えたい方はコチラがおすすめです
 

上手に枯らす方法

地上に出ている葉から除草剤を吸収するため、スギナは刈らずに散布しましょう

また、地面に落ちた除草剤は分解されて残留しないため、まだ芽が出ていないスギナの駆除には10日おきに3回に分けて散布するとこれから生えるスギナも駆除できます

※スギナは暑さに弱く、夏には薬の吸収力が弱くなり、せっかく散布しても十分効かず、翌年再生してしまう可能性があるため、6月頃までにまいておきましょう

予防方法

せっかく除草剤をまいて枯らしても、またどこからか胞子が飛んできてしまったら元も子もありません

そのためにも、防草シートを敷くことをおすすめします!
 

コンクリートや砂利敷きという方法もありますが、コンクリート舗装は施工費がかかるし、砂利敷きは防草効果がそこまで高くない上に自分でやるにはかなりの重労働です

そのため、敷くだけで予防できる防草シートがおすすめなんです

ただし、防草シートを固定するピンを刺した箇所(穴)やシートとシートとの隙間などしっかりテープで閉じておかないとその隙間から雑草が生えてきてしまうので、そこは丁寧にやりましょう!