モモの基本情報
種類
落葉低木 バラ科 モモ属
別名
ケモモ(毛桃)
トウカク(桃核)
トウニン(桃仁)
ハクトウカ(白桃花)
ハナモモ(花桃)
ピーチ など
和名
モモ(桃)
学名
Amygdalus persica
Prunus perscia
英名
Peach blossom
花期
3~4月頃
果期
6~9月頃
モモの名前の由来
木にたくさん果実が姿からの百(モモ)、果実の表面に毛が生えている姿からの毛毛(モモ)から転じたことから由来します
モモの花言葉と誕生花
花言葉
チャーミング・天下無敵・長命 など
花言葉の由来
チャーミング
モモが女性の性のシンボルとされることから生まれた言葉だそうです
天下無敵
モモに魔除けの力が信じられていたことから生まれた言葉だそうです
長命
モモが長寿のシンボルであることから生まれた言葉だそうです
誕生花
3月3日、4月12日、4月14日 など
〈色別の誕生花〉
白:3月5日
ピンク:3月3日
誕生果
7月 モモ全般
7月18日[大久保白桃(缶詰用)]
7月26日[白鳳]
7月28日[紅清水白桃]
7月29日[清水白桃]
8月12日[黄金桃]
8月14日[あかつき]
8月16日[蟠桃]
8月18日[白桃]
果物言葉
大久保白桃(缶詰用):純心、出会い
白鳳:危険な恋
紅清水白桃:協力
清水白桃:求愛、暖かい心
黄金桃:暖かい心
あかつき:変わらぬ愛情、優しい心
蟠桃:約束、永遠にあなたのもの
白桃:率直、純真
モモの特徴
・春にピンクや赤、白色の一重や八重の花を次々と咲かせ、夏になると実桃は甘くておいしい蜜たっぷりの大きな実をつけます
・モモは食用にする実桃と、観賞用に品種改良されたハナモモ(花桃)があり、ハナモモはひな祭りに華やかな彩りを添えます
・桃は桃栗3年柿8年と言われるように幼苗から3年目から収穫をすることができる比較的生育の早く、耐寒性や耐暑性にも優れている果樹です
・中国原産の植物で、日本への渡来時期はハッキリとしていませんが、縄文時代にはすでに栽培されていたといわれています
※弥生時代の遺跡といわれる、奈良県の纒向(まきむく)遺跡から、モモの種が出土しています
・「晩生品種」は、梅雨明けから成熟していき味のよさが特徴ですが、病害虫の被害に遭いやすいため、袋かけなどのこまめな管理が必要となり難易度は高くなるため、初心者には開花から収穫までが短期間な「早生品種」がおすすめです
モモの育て方
手入れ方法
・1本の木に対してたくさんの実をつけるため、剪定、摘蕾などで生育させる実を調整するこまめなお手入れが必要です
・12〜2月頃に行う剪定で風通しをよくし、7〜8月頃に翌年に実がなる枝を残す間引き剪定をしましょう
・病害虫が多いため、薬剤の散布や袋かけなどの対策も必要です
・モモはやや乾燥気味を好むため、実の成熟期はとくに水分を控えることで甘さが増します
・袋かけは5〜7月頃の摘果が終わったタイミングで実が乾燥していることを確認してから行いましょう
病害虫
せん孔細菌病、アブラムシ、カイガラムシ など