落葉樹

カンヒザクラ(寒緋桜)

カンヒザクラの基本情報

種類

落葉高木 バラ科 サクラ属

別名

ガンジツザクラ(元日桜)
ヒカンザクラ(緋寒桜)
タイワンザクラ(台湾桜)
ヒザクラ(緋桜)など

和名

カンヒザクラ(寒緋桜)

学名

Prunus campanulata

英名

Taiwan cherry

花期

1~3月頃
 

カンヒザクラの名前の由来

寒い頃から紅紫色の花を咲かせることから由来します
(サクラは、「日本書紀」に登場する美しさと強さを兼ね備え、富士山の神とされる木花咲耶姫から「さくや」が「さくら」に転じた説が有力とされています)

カンヒザクラの花言葉と誕生花

花言葉

艶やかな美人、心の美、あなたに微笑む など
 

花言葉の由来

艶やかな美人・あなたに微笑む

サクラの中でも花色のひときわ鮮やかで華やかな緋紅色の桜木を女性に例えたことから生まれた言葉だそうです

心の美

他のサクラと比べて色が濃くて美しいことから生まれた言葉だそうです
 
 

花言葉には他にも「気まぐれ」があるんだけど何なんでだろうね?
「美人はきまぐれ」っていうからじゃない?
そうかもしれないね!

 

誕生花

2月16日、2月25日 など
 

誕生花

1月20日
 

カンヒザクラの特徴

・淡紅色の花を釣鐘状に咲かせます
・花は釣鐘状で、花色と併せ独特の雰囲気を持っているのが特徴です
・台湾、沖縄及び中国南部にみられるサクラで、日本ではもっとも早く開花する桜の一つとされています
・サクラの仲間では小さくまとまりやすく、花が少ない時季に存在感のある花を咲かせるため庭木に向いています
 

・中国、台湾原産の植物で、日本には飛鳥時代に渡来したといわれています
・旧暦の正月頃に咲くことから、別名:ガンジツザクラ(元日桜)
・日本国内でどこよりも早く桜が咲く沖縄県名護市の名護中央公園で毎年1月下旬頃開催される「名護さくらまつり」では琉球寒緋桜が咲き誇り多くのお花見客で賑わっています
・沖縄県の石垣島にある「荒川の寒緋桜自生地」は国の天然記念物に指定されています

 

カンヒザクラの育て方

剪定時期

12~1月頃(落葉期が最適)
※サクラ折るバカ、ウメ折らぬバカ、というように桜は剪定したり折れたりした切り口から雑菌が入って腐ってしまいやすい樹木です
剪定したり強風で折れるなどしたら、切り口に癒合剤を塗って殺菌後、接ぎ蝋を塗りましょう

病害虫

ケムシ、テングス病 など
 

おすすめの名所

 

日本国内でどこよりも早く桜が咲くのがこのカンヒザクラなんだよ
沖縄県名護市にある名護中央公園で、毎年1月下旬頃開催される「名護さくらまつり」では琉球寒緋桜を花見に賑わうらしいよ
花を見ながら食べる屋台飯は最高だね
花より飯かーい