常緑樹

アセロラ

アセロラの基本情報

種類

非耐寒性常緑低木(果樹) キントラノオ科 ヒイラギトラノオ属

別名

西インドチェリー
バルバドスチェリー

和名

バルバドスサクラ

学名

Malpighia emarginata

英名

Barbados cherry

花期

4~9月頃

果期

5~10月頃

アセロラの名前の由来

スペインで栽培されている「Acerola(アセロロ)」というサクランボに似ていてることから由来します

アセロラの花言葉と誕生花

花言葉

健康増進、愛の芽生え、永遠の幸せ など
 

花言葉の由来

健康増進

レモンの20~30倍のビタミンCが含まれ、体の健康を維持するといわれていることから生まれた言葉だそうです

愛の芽生え

花弁がピンク色でハートの形をしていることから生まれた言葉だそうです

永遠の幸せ

複数花を咲かせることや、「愛の芽生え」で結ばれた相手と「健康増進」で長く幸せに過ごすイメージから生まれた言葉だそうです
 

誕生果

7月13日
 

アセロラの特徴

・春から秋にかけてピンク色の可愛らしい花を3〜4回程度咲かせます
サクランボに似た赤色の実をつけます
・アセロラは、酸っぱさが強く甘さが少ない「酸味種」と甘さが多く酸っぱさが少ない「甘味種」があります
・有名な品種としては「フロリダスイート」「ハワイアンクイーン」「マノアスイート」「バーモント」などがあります

 

・西インド諸島、熱帯アメリカ原産の植物で、日本には1958年に沖縄に渡来したといわれ、それ以来、沖縄で主に栽培・出荷されています
・「ビタミンCの王様」と呼ばれるほど果物の中で圧倒的に多くのビタミンCを含んでおり、ポリフェノールやアントシアニンが豊富で、美容や健康に良いといわれています
・果実は栄養価が高く、清涼飲料水、ジャム、ゼリーなどに加工されますが、熟した果実は傷みやすいため、一般的にはほとんど市販されていません
・原産地である西インド諸島や熱帯アメリカでは、昔から風邪をひくなど身体が弱った時にアセロラを食べると元気が出るといわれ、健康維持に効果的な食べ物として、親しまれてきたそうです
・現在は、ブラジルがアセロラの世界最大の生産地です
・沖縄の本部町では、アセロラの初収穫の時期である5月12日を「アセロラの日」と制定しています

 

アセロラの育て方

手入れ方法

・過湿にすると根腐れを起こしやすいため、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう
・春から秋の生育期に肥料の三要素(窒素、リン酸、カリ)が均等に入ったものか、ややリン酸が多いものをほどこすと実つきが良くなります
・剪定は、4月頃に混み合った枝を間引いて、風通しをよくしましょう
・両性花なので、自家受粉が可能ですが、昆虫があまりいない環境で育てている場合には、綿棒などを使って花の中心部を軽めに触って受粉させましょう

病害虫

アブラムシ、カイガラムシ など