夏の花

ベニバナ(紅花)

ベニバナの基本情報

種類

耐寒性一年草 キク科 ベニバナ属

別名

クレナイ(紅、呉藍)
クレノアイ(呉藍)
ベニノハナ(紅花) など

和名

スエツムハナ(末摘花)

学名

Carthamus tinctorius

英名

Saf flower

花期

5~7月頃
 

ベニバナの名前の由来

この花から紅色の染料が取れることから由来します

ベニバナの花言葉と誕生花

花言葉

化粧、情熱、特別な人 など
 

花言葉の由来

化粧

ベニバナから抽出した天然色素が口紅や染料に使われることから生まれた言葉だそうです

情熱

開花が進むにつれて花色が黄色から赤くなる花姿から生まれた言葉だそうです

特別な人

和名「スエツムハナ」といい、源氏物語に登場するお姫様の名前にも使われ、そのお姫様が最終的に光源氏の愛を得たという物語から生まれた言葉だそうです
 

誕生花

4月6日、5月11日、6月1日
6月10日、6月11日、6月13日
6月29日、8月1日、8月11日
8月26日、10月30日 など
 

ベニバナの特徴

・初夏にアザミによく似たオレンジや黄色の花を咲かせます
・ベニバナの花の咲きはじめは黄色ですが、生長につれて赤く変化します
・乾燥や暑さ、寒さに強いことから初心者でも育てやすく、花はドライフラワーや切り花にして楽しめます
 

・エジプト原産の植物で、日本にはシルクロードを経て飛鳥時代に渡来したといわれています
・紅色の染料や食用油の原料として古くから世界各地で栽培されています
・紅花の花を摘んでから発酵・乾燥させたものが、紅色の染料や着色料(食品添加物、化粧品の口紅)の材料になります
・乾燥させた花はコウカ(紅花)と呼ばれ、血行促進作用がある生薬として日本薬局方に収録されています
・江戸時代には最上川流域がベニバナの一大産地となり、山形のベニバナは京都や大阪で大変重宝されたといわれています
・山形県の県花に制定されています

 

ベニバナの育て方

手入れ方法

・乾燥気味の環境を好み、水やりのし過ぎは根腐れを招くので、土の表面が乾いたら水やりをするようにしましょう
・背が1m近くまで伸びるので、倒れないように支柱を立てましょう
・翌年の花つきをよくするために、地上部が枯れたら地際から切り戻しましょう

病害虫

アブラムシ、ハモグリバエ、炭疽病 など
 

おすすめの名所

山形県白鷹町は、「日本の紅をつくる町」って呼ばれていて生産量日本一らしいよ!
そこで開催される紅花まつりの会場に紅マルシェが開催されて楽しそうだよ
花摘み体験もできるんだね、ジブリの「おもいでぽろぽろ」みたいに一回やってみたいな
おもいでぽろぽろかぁ、懐かしいね
久しぶりに見たいな