冬の花

キンセンカ(金盞花)

キンセンカの基本情報

種類

一年草・多年草 キク科 キンセンカ属

別名

カレンデュラ
チョウシュンカ(長春花)
トウキンセン(唐金盞)
トキシラズ(時知らず)
フユシラズ(冬知らず)
ポットマリーゴールド など

和名

キンセンカ(金盞花)

学名

Calendula officinalis

英名

Pot marigold

花期

10~5月頃
 

キンセンカの名前の由来

花が黄金色で盞(さかずき)のような形をしていることから由来します
 

学名の「Calendula(カレンデュラ)」は、あるものの語源になっているのを知ってる?
なんだろう?カレンデラ、カレンダラ……あ?!カレンダー??
そう、ラテン語で毎月一日という意味で、キンセンカの花期が長く、月の初めにいつも咲いていることが由来みたいだよ
なるほどね~

 

キンセンカの花言葉と誕生花

花言葉

変わらぬ愛、寂しさに耐える、別れの悲しみ など
 

花言葉の由来

変わらぬ愛・寂しさに耐える

水の妖精クリュティエと太陽神アポロンのギリシャ神話から生まれた言葉だそうです

別れの悲しみ

明るい花色が色あせない様子から生まれた言葉だそうです
 

キンセンカとギリシャ神話

水の妖精クリュティエが太陽神アポロンに恋をしましたが、浮気性のアポロンは人間のレウコトエ王女と恋仲になり、それをねたんだクリュティエが王女の父に密告してしまいます

ところが、このことがきっかけで、アポロンはクリュティエを嫌い、失恋してしまったことで自分の行ないを恥じたクリュティエは、水も食料もまったく口にせず9日間地面に座ったままでいた結果、キンセンカに姿を変えてしまったといわれたそうです

 

誕生花

1月12日、1月20日、1月29日
2月8日、2月9日、2月13日
2月26日、3月9日、3月16日
4月2日、8月3日、8月24日
8月29日、11月7日、12月15日 など
 

キンセンカの特徴

・花びらに光沢のある黄色やオレンジ色の花を太陽の出入りに合わせて咲かせます
・日本では観賞用として花壇などに植えられていますが、ヨーロッパでは原種はハーブの1つに数えられ、エディブル・フラワー(食用花)として育てられているそうです
 

・南ヨーロッパ原産の植物で、日本には江戸時代に渡来したといわれています
・太陽の出入り(日の出と日没)に合わせて忠実に咲くため、太陽の花とも呼ばれています
・キンセンカの軟膏は火傷からにきびまで幅広い皮膚のトラブルの治療薬になると考えられています
・ヨーロッパでは古くから食用、薬用に用いられています

 

キンセンカの育て方

手入れ方法

うどんこ病を予防するため終わった花は切り取って風通しをよくしましょう

病害虫

アブラムシ、うどんこ病 など