夏の花

コエビソウ(小海老草)

コエビソウ

コエビソウの基本情報

種類

多年草 キツネノマゴ科 キツネノマゴ属

別名

オウムソウ(鸚鵡草)
ベロベロネ など

和名

コエビソウ(小海老草)

学名

Justicia brandegeana

英名

Beloperone
Shrimp plant

花期

5~10月頃
 

コエビソウの名前の由来

花のつく穂が苞(ほう)に覆われていて、その形が小海老の尻尾に似ていることから由来します
 

英名もエビに似てるから「シュリンププラント(Shrimp plant)」って名前なんだよ
ビールなどに使用されるホップの花に似てるから、「ファルス・ホップ(false hop)」ともいわれてるよ

コエビソウの花言葉と誕生花

花言葉

思いがけない出会い、おてんば、女性の美しさの極致 など
 

花言葉の由来

思いがけない出会い

紫色の斑点模様のある白い花が重なりあう苞の間から見える様子から生まれた言葉だそうです

おてんば

枝先が風にゆれると、砂浜に打ち上げられて小エビがはねているように見えることから生まれた言葉だそうです

女性の美しさの極致

どんどん美しく鮮やかになっていく苞葉に包まれた白い花の姿に、子供から大人になって、女性として最も美しい時期をたとえたことから生まれた言葉だそうです
 

誕生花

3月13日、3月19日、5月18日
7月30日、11月5日、11月18日 など
 

コエビソウの特徴

・赤、黄、白、緑、茶色の紙の衣を何枚も重ね着したようなユニークな花を咲かせます
・常緑の低木状に育ち、冬も暖かい場所で管理すれば一年中咲き続けます
・熱帯植物なので寒さにやや弱いです
 
<コエビソウの主な品種>
イエロークイーン:黄色の苞の品種です
斑入り品種:珍しく葉に斑が入っている品種です
 

・メキシコ原産の植物で、日本には昭和初期に渡来したといわれています
・オウムのくちばしのような花を咲かせることから、別名:オウムソウ

 

コエビソウの育て方

栽培環境

日陰でも育ちますが、花つきが悪くなったり色が薄くなって、枝が間伸びしてつる状に育ち、逆に真夏の強い直射日光だと葉が傷みやすいため、半日陰が適しています

手入れ方法

花後は苞が黒ずんで見栄えが悪くなるので摘み取り、伸びすぎた茎は、適宜切り戻しましょう

病害虫

カイガラムシ