マテバシイの基本情報
種類
常緑高木 ブナ科 マテバシイ属
別名
サツマジイ(薩摩椎)
マテガシ(馬手樫)
マテジイ(馬手椎)など
和名
マテバシイ(馬手葉椎)
学名
Lithocarpus edulis
英名
Japanese stone oak
花期
果期
マテバシイの名前の由来
実がシイの実よりも細長く、葉の形がマテガイに似ているという説や、待てばシイの実のように美味しくなるという説がありますが、真偽は不明です
マテバシイの花言葉と誕生花
花言葉
長寿、もてなし、永遠の愛 など
花言葉の由来
長寿
木の寿命が長く、厚い葉が3年くらい生きることから生まれた言葉だそうです
もてなし
どんぐりの花言葉で、大きく寿命の長い木がリスなどに住処と実を与え、訪れる動物たちに実をいっぱい落として提供することから生まれた言葉だそうです
永遠の愛
どんぐりの花言葉で、毎年秋に実が山の動物たちに厳しい冬を乗り越えるための大切な食糧を与えることから生まれた言葉だそうです
誕生花
10月16日(どんぐり)
記念日
長寿祝い
マテバシイの特徴
・初夏に穂状のクリーム色の花を咲かせ、秋になるとどんぐりの実がなります
・実は熟すとスダジイよりも大きいどんぐりになります
・他のシイとは比べ物にならないほど、葉が大きくなります
・潮風、病気、乾燥にも強く、広い場所であればまったく手がかからない樹木です
・日本原産の植物で、かつて薪や炭を作るために植栽されたものが野生化した結果、現在では房総半島から沖縄まで広い範囲の沿海地に見られます
・本来の自生地は九州南部~南西諸島と考えられたことから、別名:サツマジイ
・マテバシイの実は渋みの元となるタンニンが他のどんぐりと比べて少なく、アク抜きせずに食べられるため食料として各地で植栽されていたそうです
・防風、防火など実用的な理由から工場や寺社、学校などに植栽されていましたが、虫がほとんどつかない点を見込まれ、次第に公園や庭園などでも用いられるようになったそうです
・材は薪炭のほかシイタケの榾木に利用されています
マテバシイの育て方
手入れ方法
・3~4月頃に花芽を気にせず枝先を切り詰めるのではなく、枝を間引くように剪定しましょう
病害虫
うどんこ病、カイガラムシ など