春の花

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

オオイヌノフグリの基本情報

種類

耐寒性一年草 オオバコ科 クワガタソウ属

別名

テンニンカラクサ(天人唐草)
ホシノヒトミ(星の瞳)
ルリカラクサ(瑠璃唐草)など

和名

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

学名

Veronica persica

英名

Persian speedwell

花期

2~6月頃

オオイヌノフグリの名前の由来

フグリは陰嚢のことで、果実の形が雄犬のそれに似ており、近縁のイヌノフグリより大きいことから由来します

オオイヌノフグリの花言葉と誕生花

花言葉

愛くるしい、信頼、神聖 など
 

花言葉の由来

愛くるしい

群生して葉に散りばめられたように咲く空色の小花の可憐さから生まれた言葉だそうです

信頼

一日でポロッと落ちる短い命の花を冬から春まで長く咲かせ続けることから生まれた言葉だそうです

神聖

学名が、聖書に登場する聖女ベロニカと同じ綴りであることから生まれた言葉だそうです
 

誕生花

2月11日、2月27日 など
 

オオイヌノフグリの特徴

・路傍や畑の畦道などに見られるいわゆる雑草で、青や紫色の花を咲かせます
・かわいらしい花とは裏腹に、とても丈夫で繁殖力の強い植物です
 

・ヨーロッパ原産の植物で、日本には明治時代に渡来したといわれています
・小さな青い瞳が覗いているように見えることから、別名:ホシノヒトミ

 

オオイヌノフグリの駆除方法

オオイヌノフグリは、地下茎に生命力にあるため、駆除が非常に難しい雑草とされています

オオイヌノフグリを手で抜いたり、刈り取ったり、根を掘り起こしても千切れた断片から葉を伸ばすだけで再生してしまうため、一度根付いてしまうとかなり厄介です

ですので、駆除をするなら除草剤で本体である根から枯らすのが一番おすすめです!
 

抜いても抜いても生えてくるのは地下茎が原因だったんだね
地下茎でも胞子でも増えるってなかなか厄介だね

おすすめの除草剤

ラウンドアップマックスロード

口コミでも好評なラウンドアップマックスロードは、値段は少しお高めですが、それに似合うだけの効果を発揮します

オオイヌノフグリはもちろん、多種多様な雑草に効果があり、頑固なササも枯らすことができます

また、雨にも強く、散布後1時間以上たてば、雨が降っても効果が持続しますし、早春や晩秋のような気温の低い時、乾燥した天気が続き除草がしにくい時、夕暮れ時でも確かな効果を発揮するので、初心者におすすめの除草剤です
 

 
希釈や噴霧器の手入れが面倒な方、そのまま使えるシャワータイプがおすすめです

また、シャワータイプは希釈タイプよりも2~3ヶ月ほど抑草効果があるそうです
 

サンフーロン液剤

ラウンドアップマックスロードのジェネリック農薬なので、現在流通しているラウンドアップマックスロードの方が短くて済むのですが、その点を考慮して散布すれば、しっかりと雑草を枯らすことができるので、コストを抑えたい方はコチラがおすすめです
 

上手に枯らす方法

地上に出ている葉から除草剤を吸収するため、オオイヌノフグリは刈らずに散布しましょう

また、地面に落ちた除草剤は分解されて残留しないため、まだ芽が出ていないオオイヌノフグリの駆除には10日おきに3回に分けて散布するとこれから生えるオオイヌノフグリも駆除できます

※オオイヌノフグリは暑さに弱く、夏には薬の吸収力が弱くなり、せっかく散布しても十分効かず、翌年再生してしまう可能性があるため、6月頃までにまいておきましょう

予防方法

せっかく除草剤をまいて枯らしても、またどこからか胞子が飛んできてしまったら元も子もありません

そのためにも、防草シートを敷くことをおすすめします!
 

コンクリートや砂利敷きという方法もありますが、コンクリート舗装は施工費がかかるし、砂利敷きは防草効果がそこまで高くない上に自分でやるにはかなりの重労働です

そのため、敷くだけで予防できる防草シートがおすすめなんです

ただし、防草シートを固定するピンを刺した箇所(穴)やシートとシートとの隙間などしっかりテープで閉じておかないとその隙間から雑草が生えてきてしまうので、そこは丁寧にやりましょう!