サフランの基本情報
種類
多年草(球根植物) アヤメ科 クロッカス属
別名
秋咲きクロッカス
クロッカス・サティブス
バンコウカ(蕃紅花)
ヤクヨウサフラン(薬用泪夫藍) など
和名
サフラン(泪夫藍)
学名
Crocus sativus
英名
Saffron crocus
花期
サフランの名前の由来
アラビア語で「黄色」を意味する「zafran(ザファラン)」から由来します
サフランの花言葉と誕生花
花言葉
喜び、陽気、節度の美 など
花言葉の由来
喜び・陽気
サフランは香りが良く、ハーブとしての効能もあり、人々を明るく喜ばせるイメージがあることから生まれた言葉だそうです
節度の美
サフランを過度に使いすぎると危険なことがあることから生まれた言葉だそうです
誕生花
1月3日、1月14日、1月24日
9月11日、10月7日、10月10日
11月4日、11月14日、11月24日
12月7日 など
サフランの特徴
・秋に薄紫色の花の中心に3本の赤い雌しべをもつ特徴のある花を咲かせます
・サフランは、秋咲きのクロッカスの一種で、もともとは染料、香料、薬用として多く栽培されていましたが、今は観賞用としても利用されています
・地中海沿岸原産の植物で、日本には江戸時代に渡来したといわれています
・スパイスのサフランは、メシベの柱頭という部分を乾燥させたもので、この柱頭は一輪のサフランから3本しか採れないため、高価になってしまうそうです
・「バンコウカ」と呼ばれる貴重な生薬で、女性を悩ませる不調に効果的だといわれており、最近ではその薬効を秘めたサフランなどをブレンドしたリキュールも流通しています
サフランの育て方
手入れ方法
・初夏には茎葉が枯れ始めるので、徐々に水を控えて、休眠させ、生育期は、土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう
・酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰を混ぜておきましょう
・高温多雨の地域では、植えっぱなしでは夏越しが難しいので、鉢植えの方が育てやすいです
・花が咲き終わったら、花を引き抜きましょう
病害虫
アブラムシ、うどんこ病、軟腐病 など
球根の掘り上げと貯蔵
5月頃から茎葉が枯れ始めるので、梅雨前に黄変した葉をつけたまま球根を掘り上げ、雨の当たらない風通しのよい場所で乾かし、完全に茎葉が枯れたらそれらを取り除いて涼しい場所で保管しましょう
ただし、鉢植え株を雨が当たらない場所で管理できる場合は、掘り上げは数年に1回でよいでしょう