夏の花

タカネナデシコ(高嶺撫子)

タカネナデシコの基本情報

種類

多年草 ナデシコ科 ナデシコ属

別名

オノナデシコ(尾上撫子)
クモイナデシコ など

和名

タカネナデシコ(高嶺撫子)

学名

Dianthus superbus var. speciosus

英名

花期

7~9月頃
 

タカネナデシコの名前の由来

ナデシコの花が可憐で愛らしいことから「撫でるように可愛がる子」に例え、高山帯に自生していることから由来します

タカネナデシコの花言葉と誕生花

花言葉

純愛、いつも愛して、無邪気 など
 

花言葉の由来

純愛・いつも愛して

ナデシコ全般の花言葉で、小さく可憐に咲く姿が、汚れのない純潔な様子をイメージさせるから生まれた言葉だそうです

無邪気

源氏物語の中にナデシコを幼児の象徴として書かれていたことから生まれた言葉だそうです
 

誕生花

4月27日
 

タカネナデシコの特徴

・花弁は5枚からなり、花びらの切れ込みが深く、先が細かい刻みがあり、ピンク色の花を咲かせます
・日当たりが良く、乾燥気味な場所を好み、基本的に丈夫で育てやすい品種です
 

・ドイツ原産の植物で、エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)の高山型の変種といわれています
・日本の北海道・中部地方以北の高山帯の岩礫地や草地に分布し、尾瀬・八ヶ岳・磐梯山に自生しています
・ナデシコ属は北半球の温帯地帯に約300種類ほどが生息し、ヨーロッパ南部や北アフリカなど地中海沿岸の地域にも広く分布しています

 

タカネナデシコの育て方

手入れ方法

・蒸れると病気が発生しやすくなるため花後は早めに株元から切り戻しましょう
・耐寒性の強い多年草ですが、高温期の多湿に弱く、また古株になるほど生育は衰えてくるため、数年ごとに株を更新していくことをおすすめします

病害虫

アブラムシ、灰色かび病 など