落葉樹

ヒトツバタゴ(一つ葉田子)

ヒトツバタゴ

ヒトツバタゴの基本情報

種類

落葉高木 モクセイ科 ヒトツバタゴ属

別名

ウミテラシ・ナタオロシ
ナンジャモンジャ
ナンジャモンジャノキ など

和名

ヒトツバタゴ(一つ葉田子)

学名

Chionanthus retusus

英名

Snow-flower-Fringe tree

花期

5~6月頃
 

果期

10月頃

ヒトツバタゴの名前の由来

トネリコに似ていていますが、トネリコは複葉に対してヒトツバタゴは単葉で、トネリコの別名「タゴ」から由来します

ヒトツバタゴの花言葉と誕生花

花言葉

清廉(※心が清らかで私欲がないこと)
 

花言葉の由来

清廉

真っ白な花を咲かすことから生まれた言葉だそうです
 

誕生花

5月6日、5月14日、5月27日 など
 

誕生木

5月4日
 

記念日

卒業祝い、新築祝い など
 

ヒトツバタゴの特徴

・雪に覆われたように白色の花をたくさん咲かせ、秋頃になると黒い実をつけます
・最近ではヒトツバタゴに似たアメリカヒトツバタゴが生長が旺盛でなく、幼木の頃からしっかり花を咲かせるため、庭木に向いていて人気が出ています
 

・日本をはじめ、中国、朝鮮半島、台湾原産の植物ですが愛知県、岐阜県の県界周辺と、長崎県の対馬の2箇所しか自生地がなく、また、種子は芽が出るまで2~3年かかるため増殖が難しく、とても珍しい樹種だったとされています
・水戸黄門にこの木の名を尋ねられた時、分からず咄嗟に「何じゃもんじゃ?」と答えたことから、別名:ナンジャモンジャ
・庭木として特にホワイトガーデンのシンボルツリーにはおすすめです
東京ディズニーシーの「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」付近にナンジャモンジャが植えられています

 

ヒトツバタゴの育て方

剪定時期

11~12月頃
※強剪定は避け、伸びすぎたり邪魔な枝を落葉後に軽く行い樹形を整える程度にしましょう
タイミングが悪いと花芽も一緒に剪定してしまい、花が咲かない原因になってしまうため注意が必要です

病害虫

アブラムシ、うどんこ病
 

おすすめのスポット

水戸黄門:あの木はなんじゃー?
もんじゃです:かくさん・すけさん
と言うやりとりが明治神宮でされてたみたいで、そのお話の由来になった木が3代目として明治神宮外苑で見れるみたいだよ
なんとも面白い由来だね