今回ご紹介するのは、愛知県安城市にある「丈山苑」です。
京都へわざわざ行かずとも京都庭園を見ながらお抹茶がいただけるということで行ってきました。
丈山苑
江戸時代はじめに武士を捨てた石川丈山が京都一乗寺に建て、終の栖とした「詩仙堂」。丈山苑はそのイメージを、石川丈山の生誕地である安城市泉町に再現し、「丈山の世界」を創ったものです。
漢詩人として有名な石川丈山ですが、作庭家としても名を馳せており、詩仙堂の唐様庭園、東本願寺渉成園の池泉回遊式庭園、酬恩庵一休寺の枯山水庭園は彼の代表作です。
それら3つをイメージした庭園を詩仙閣の周りに配し、丈山の求めた風雅の世界を再現した施設だそうです。
6月、7月の見頃の花は、アジサイ、ハス、ムクゲなどがあります。
この時期は花は少ないですが、新緑がとても綺麗で、せせらぎの小径が気持ちよかったです。
営業時間
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
料金
入苑料:100円
中学生以下:無料
場所・アクセス方法
所在地:愛知県安城市和泉町中本郷180−1
電話:0566-92-7780
<電車でのアクセス>
JR「安城駅」から市バス「あんくるバス」で15分
<車でのアクセス>
高速道路「IC」から約5分
駐車場
駐車場料:無料(60台)
※駐車場内にサイクルポートが設置されていました
売店・レストラン
売店やレストランはありませんが、呈茶がお庭を見ながらいただけます。
呈茶一服350円で、安城の銘菓の茶菓子が一緒にいただけます。
季節ごとに茶菓子が変わるので楽しみです。
受付前にはお花が販売しています。結構お値打ち価格でした。
丈山苑の写真集(500円)も販売していました。
とても綺麗に撮られていて参考になります。
庭園風景
この時期は床緑がとても綺麗です
忍者屋敷のような急階段で2Fへ上がります
※2Fから撮影したものです
急な階段を登ると丸と四角の窓があり、お庭を不思議な角度で見る事が出来ます
園内のアジサイがちょうど満開でした
青もみじがとても綺麗でした
次は紅葉の時期に訪れたいです。
YouTubeにも1日の様子をUPしたのでよかったら見てください。
イベント情報
7月下旬に「宵開苑」や「グラスアートミニ展示」が開催されます。
※この写真は以前のイベント時のものです
他にも毎月いろんなイベントが開催されているので、詳しくは公式HPを確認して下さい。
混雑状況
イベント時や、サツキが咲く時期や紅葉の時期はとても賑わっており、呈茶をいただくのに少し待時間があるほどですが、普段はそれほど混雑していないようです。
東海ガーデン王国
東海ガーデン王国とは、愛知、岐阜、三重、静岡の東海4県にある11施設のことを指します。 東海地域には多様な観光庭園が集まっています。伝統的で落ち着きのある日本庭園、綺麗な草花が咲き乱れる西洋風庭園、広大な敷地の大規模公園、緻密に設計されたデザインガーデンなどコンセプトもバラエティに富んでいます。
コロナ禍でしばらく活動を休止していましたが、ようやく活動を再開し、各施設にお得なパンフレットを配布しています。
施設によっては入園料の割引などもあるのでぜひ活用してみてください。
まとめ
丈山苑の元となった京都の「詩仙堂 丈山寺」は拝観料500円に対して、入苑料たったワンコイン100円はとてもお財布に優しいです。丈山苑ではお庭を見ながらお抹茶がいただけるのもおすすめです。
静かな空間でゆったりと過ごして癒やされてみませんか。
江戸時代の文人が悠々自適の余生を過ごした山荘を堪能した後は、安城名物の夏季限定の「和泉そうめん」が食べられる「いずみ庵」がおすすめです。
ということで、愛知県安城市の観光スポットをお伝えしました。
これからの季節暑くなるので熱中症対策をしっかりして観光を楽しんで下さい。
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