アイスランドポピーの基本情報
種類
短命な多年草(一年草扱い) ケシ科 ケシ属
別名
シベリアヒナゲシ(西比利亜雛罌粟)
和名
アイスランドポピー
学名
Papaver nudicaule
Oreomecon nudicaulis
英名
Iceland poppy
花期
3~5月頃
果期
ー
アイスランドポピーの名前の由来
シベリアの気候にちなみ、幼児を眠らせるため、お粥に睡眠作用のあるケシ属の乳汁を加えていたことから由来します
(※アイスランド共和国とは無関係で、発見されたシベリアの気候にちなんでつけられたそうです)
(※ケシ属「Papaver」は、お粥を意味するラテン語の「Papa」が語源です)
アイスランドポピーの花言葉と誕生花
花言葉
安らぎ、眠り、七色の恋 など
<色別の花言葉>
赤:なぐさめ、感謝、喜び
ピンク:思いやり、恋の予感、陽気で優しい
オレンジ:思いやり、恋の予感、陽気で優しい
黄:成功、富、私が勝つ
白:眠り、忘却、推測
花言葉の由来
安らぎ
ギリシャ神話で眠りの神ヒュノプスが作ったケシに似ており、豊穣の神デメテルがこの花をつんで自らの心を慰めたことから生まれた言葉だそうです
眠り
ギリシャ神話でヒュノプスがデメテルの苦しみを軽くするためにケシの花で彼女を眠らせたことから生まれた言葉だそうです
七色の恋
白や黄、ピンク、オレンジ、赤など色とりどりの華やかに咲く花の色から生まれた言葉だそうです
誕生花
1月23日、2月12日、2月20日
2月23日、2月24日、2月29日
3月2日、3月4日、3月9日
3月30日、7月3日 など
アイスランドポピーの特徴
・早春から初夏に、濃い茶色の毛の生えた長い茎先にうなだれていたつぼみがすっと上を向き、赤や白、黄、ピンク、オレンジなどの花が紙細工のような薄い4枚の花びらを広げて花を咲かせます
・ケシ属は60種類以上が知られ、アヘンを採取するケシや園芸用のシベリア原産のアイスランドポピー、ヨーロッパ原産のシャーレーポピー(ヒナゲシ)、地中海原産のオリエンタルポピー(オニゲシ)などがあります
・シベリアから極東原産の植物で、日本には大正時代に渡来したといわれています
・シベリアで発見され、ヒナゲシに似ていることから、和名:シベリアヒナゲシ
・ポピーの名で出回る品種のほとんどがこのアイスランドポピーです
アイスランドポピーの育て方
手入れ方法
・土の表面が渇くまで水やりは必要ありませんが、鉢皿にたまった水は根腐れや病気の要因ですので必ず捨てるようにしましょう
・花をそのままにしておくと種ができて栄養を取られてしまい、株が弱ってしまうため、花を長く楽しむ場合は花がら摘みをしましょう
病害虫
アブラムシ、ハダニ、すす病 など