春の花

デンドロビウム

デンドロビウムの基本情報

種類

多年草 ラン科 デンドロビウム属

別名

イワグスリ(巌薬、石薢、岩薬)
デンドロビューム など

和名

セッコク、セキコク(石斛)

学名

Dendrobium

英名

Dendrobium

花期

3~5月頃

デンドロビウムの名前の由来

野生では主として樹上に着生することから、ギリシャ語で木を意味する「デンドロ」、生ずるを意味する「ビウム」から由来します

デンドロビウムの花言葉と誕生花

花言葉

わがままな美人、天性の華を持つ、華やかな魅力 など
 
<色別の花言葉>
白:誘惑に負けない、純粋な愛
ピンク:誘惑、官能
紫:欲望、愛と美、喜び、官能
赤:強烈な愛の願望、情熱と欲望
黄:友達、エロティシズムと愛の暖かさ

花言葉の由来

わがままな美人・天性の華を持つ

ときには驕慢(きょうまん)とさえ思えるような圧倒的な美しさから生まれた言葉だそうです
※驕慢とは、おごりたかぶって相手を見下し、勝手気ままにふるまう様子を意味します

華やかな魅力

デンドロビウムのようなランは他の樹木に着生して育つ植物であることから、あたかも誘惑して虜にしているような印象から生まれた言葉だそうです
 

誕生花

1月6日、1月16日、1月17日
3月2日、4月27日、6月30日
11月13日、11月25日、12月11日
12月12日、12月13日 など
 

デンドロビウムの特徴

・白、ピンク、紫、黄、緑、褐色など様々な色の花を咲かせます
・原種が1000種類以上存在しており、品種がとても多く、その特徴も様々で、品種によっては、耐寒性に優れていたり、落葉性であったりするため、育て方も変わってきます
・デンドロビウムにはさまざまな種類があり「ノビル系」「デンファレ系」「キンギアナム系」「フォーミデブル系」「カリスタ系」などが挙げられます
 

・熱帯アジアを中心に、オーストラリアやニュージーランド原産の植物で、日本にもセッコクが自生しています
・洋蘭の中で、カトレヤ、パフィオペディルム、デンドロビウムシンビジウムの四属を一般に四大洋ランといわれています

 

デンドロビウムの育て方

手入れ方法

・寒い時期は室内のなるべく温度の低い場所(5~10℃)に置きましょう
・湿った状態で冷え込めば、根が傷み花も早く終わってしまうため、開花中はほとんど必要ありません
・古い茎からの養分で新芽が生長するため、花が終わっても茎はすぐに切らないで、花だけ摘み取りましょう

病害虫

炭疽病、灰色かび病、カイガラムシ など
 

おすすめの名所


 

シンガポールのシンガポール植物園では、品種改良したオリジナルのランを育成して、各国の皇族を中心に名前を冠して「VIPラン」を栽培されていているんだよ
マサココウタイシヒデンカデンドロビウム ミチコ、2022年には天皇陛下の名前がついたデンドロビウム ナルヒトコウタイシデンカっていう品種があるみたいだね
日本では淡路夢舞台公苑温室 あわじグリーン館で見られるみたいだよ
9、10月頃に展示されるみたいだからその時期に合わせて行きたいね