イチジクの基本情報
種類
落葉低木 クワ科 イチジク属
別名
イチジク(一熟)
インリークオ(映日果)
トウガキ(唐柿)
ナンバンガキ(南蛮柿)
ホウライシ(蓬莱柿)など
和名
イチジク(無花果)
学名
Ficus carica
英名
Fig tree
花期
6~9月頃(実の中で咲きます)
果期
8~10月頃
イチジクの名前の由来
毎日一つずつ熟すという説や、ひと月で実が熟すことから、「一熟」が訛ったことから由来します
※無花果という漢字は、中国で名付けられた漢語で、花弁が外から見えず、花をつけないように見えることから由来します
イチジクの花言葉と誕生花
花言葉
多産、豊富、子宝に恵まれる など
花言葉の由来
多産、豊富、子宝に恵まれる
イチジクの木はたくさん果実をつけることから生まれた言葉だそうです
誕生花
4月5日、4月10日 など
誕生果
8月1日(愛玉子)
8月7日(ドーフィン種)
9月11日(蓬莱柿)
イチジクの特徴
・夏になると咽頭花序(いんとうかじょ)と呼ばれ、実の中の種のように見える白い小花が2,000~2,800個つけます
・外国の種類には、この小花に種をつけるものもありますが、日本のイチジクは種をつけないのが特徴です
・秋に熟すと濃い紫色の実をつけます
・果実は生食のほか、ジャムにも適しており、種類としては、ほとんど秋果しかとれない秋果専用品種、秋果だけでなく夏果も比較的とれる兼用品種、夏果しかとれない夏果専用品種があります
・西アジア、アラビア地方原産の植物で、日本には浅く三裂するものは江戸時代に、深く五裂して裂片の先端が丸みを帯びるものは明治時代に渡来したといわれています
・「不老不死の果実」と呼ばれるほど栄養豊富で、特に食物繊維のペクチンが豊富なので、整腸作用や美容効果が期待できるため、女性に嬉しいフルーツです
・地中海世界でも古くから知られ、古代ローマでは最もありふれたフルーツのひとつであり、甘味源としても重要だったといわれています
イチジクの育て方
手入れ方法
・コンパクトにおいしい実を安定的にならせるには、まずは植え付け1年目は収穫は考えず、土台となる樹の骨格を作りましょう
・植え付け時に苗木を高さ50cm程度のところで切り戻し、そこから発生する新梢を自分の作りたい樹姿に必要な数だけ発生させ、その年の落葉後に、伸ばした各枝をさらに30cm程度の長さで切り戻して、結実準備が完了です
・2年目以降は、これを繰り返し、側枝を作りながら樹幹を広げていけば、あまり場所をとらず、コンパクトに毎年安定して収穫を楽しむことができます
・路地植えでも9月の上中旬は特に乾燥するので、土の乾き具合を見て5日に1回程度は水やりをしましょう
病害虫
さび病、カミキリムシ、センチュウ など
おすすめの名所