落葉樹

イペ

イペの基本情報

種類

落葉高木 ノウゼンカズラ科 タベブイア属

別名

イペー
イッペー
キバナノウゼン(黄花凌霄)
タベブイア
パオロペ など

和名

コガネノウゼン(黄金凌霄)
モモイロノウゼン(桃色凌霄)

学名

Tabebuia chrysotricha sp.(黄)
Tabebuia impetiginosa(ピンク)

英名

Golden Trumpet Tree

花期

4~5月頃
 

果期

5~6月頃

イペの名前の由来

イペは、密に詰まった材質をしており、「皮の厚い木」を意味する、南米先住民語のトゥピ語の「イペ」から由来します

イペの花言葉と誕生花

花言葉

秘密の恋
 

花言葉の由来

秘密の恋

葉がつく前にひっそりと咲くその姿から生まれた言葉だそうです
 

誕生花


 

イペの特徴

・夏にピンクや紫、黄色のラッパ状の小さな花をたくさん咲かせます
・花後すぐに猿の尻尾に似た細長い鞘のような実をつけます
・種類は非常に多く、花色から黄色系と紅紫色系の大きく二つに分けられています
・暖かい地域原産の植物のため、耐寒性がやや弱いです
 

・コロンビアやブラジル等の南アメリカ原産の植物で、日本には時代に渡来したといわれています
・日本のサクラと同様、葉よりも先に花が咲く特徴があり、一ヶ月ほど花を咲かせ続けて人々の目を楽しませることから、別名:黄色いサクラ
・元々は桃色の花が咲くパウダルコをイペと呼んでいたそうです
・暖地の沖縄県、九州では、鹿児島県を始め、熊本県や福岡県、山口県などで、街路樹や公園、道の駅などに植栽されています
・沖縄本島の那覇にはイッペー通りと呼ばれる通りがあり、3~4月頃にかけて、黄色の見事な花街道になります
・沖縄で多く見られるのには、緑化事業として県民にイペーの種が無料で配布されたことが発端のようです
・ウッドデッキやフローリングに用いる「イペ材」としてよく用いられています
・ブラジルの国花としてブラジルで広く愛されている樹木です

 

イペの育て方

手入れ方法

花が終わった直後の5~6月頃に、側枝を2~3節つけて摘芯や剪定し、花蕾がつくまでは細枝を間引き、開花する太茎を残すように株全体を整えましょう

病害虫

アブラムシ、ハダニ など
 

おすすめの名所

暖かい地域が原産の木だから日本だと沖縄や九州でよく見かけるみたいだけど、ディズニーランドやシーでも咲いてたよ
ランドでは「アドベンチャーランド」に黄色、シーでは「アラビアンコースト ランド」にピンク色のイペが植わってるよ
どちらも南国ムードのある場所に植えられているね