常緑樹

カイヅカイブキ(貝塚伊吹)

カイヅカイブキの基本情報

種類

常緑針葉高木 ヒノキ科 ビャクシン属

別名

カイズカ(貝塚)
カイヅカ(貝塚)
カイヅカビャクシン(貝塚柏槇)など

和名

カイヅカイブキ(貝塚伊吹)

学名

Juniperus chinensis Kaizuka

英名

Dragon Juniper

花期

4月頃
 

果期

10月頃

カイヅカイブキの名前の由来

イブキの園芸品種で、大阪の貝塚で作られたから、または、樹形が巻貝のように見えることから由来します
※イブキは、滋賀県と岐阜県の県境にある「伊吹山」から由来します

カイヅカイブキの花言葉と誕生花

花言葉

援助
 

花言葉の由来

援助

その捻れた枝葉から縁起のよいものとして愛されてきたことから生まれた言葉だそうです
 

誕生花

8月4日
 

カイヅカイブキの特徴

・雌雄異株で、春頃になると雌花は茶色、雌花は黄緑色から青色の小さな花を枝先に咲かせます
・雌花の後には直径1センチほどの球果ができ、翌年の秋にかけて褐色に熟し、完熟すると表面に白い粉を吹きます
・海辺などに自生するイブキ(ビャクシン)の園芸品種あるいは変種とされています
・大気汚染、乾燥、塩害、雪害に強い樹木です
 

・日本原産の植物で、大阪の貝塚で作られたイブキの園芸品種といわれています
・コニファーが今ほど普及していなかった頃に登場し、洋風な雰囲気が好まれ、昭和を代表する生垣樹種として盛んに植栽されてきました
・昭和当時、大気汚染に耐える唯一の針葉樹として、学校、工場、高速道路などで盛んに植栽されてきました

 

カイヅカイブキの育て方

手入れ方法

剪定せずにしておくと花が咲き、実もできますが、生長の早い樹木で、巨木になってしまうため、毎年欠かさず手入れしましょう
また、雑に扱うとチクチクした葉が生じるため、扱いには気をつけましょう

病害虫

ハダニ、イブキチビキバガ など

また、ナシの病気を誘発するとして、梨畑やボケ、カイドウの近くに植えることを条例で禁じている自治体があるそうです