カヤツリグサの基本情報
種類
多年草 カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
別名
キガヤツリ(黄蚊帳吊)
シャソウ(莎草)
トンボグサ(蜻蛉草)
マスクサ(枡草)など
和名
カヤツリグサ(蚊帳吊草、莎草)
学名
Cyperus microiria
英名
Asian flatsedge
花期
8~10月頃
果期
8~10月頃
カヤツリグサの名前の由来
三角形の茎を両端から裂くと四角形になることを、蚊帳を吊った形に似ていることから由来します
カヤツリグサの花言葉と誕生花
花言葉
伝統、歴史 など
花言葉の由来
伝統
「カヤツリ遊び」の原料として昔から親しまれ、遊びを受け継いできたことから生まれた言葉だそうです
歴史
古代エジプトでの記録紙「パピルス」の原料であることから生まれた言葉だそうです
誕生花
8月30日
カヤツリグサの特徴
・夏から秋にかけて、しっかりとした三角柱状の茎先から黄褐色の小穂をいくつも伸ばし、小穂が穂状になって、線香花火のように咲きます
・コゴメガヤツリによく似ていますが、カヤツリグサは鱗片の先が突き出てとがるのが特徴です
・日本、中国、朝鮮半島原産の植物で、日本全国の道端や田畑でよく見られるいわゆる雑草です
・草の姿をトンボに見立てたことから、別名:トンボグサ
カヤツリグサの駆除方法
カヤツリグサは、地下茎に生命力にあるため、駆除が非常に難しい雑草とされています
カヤツリグサを手で抜いたり、刈り取ったり、根を掘り起こしても千切れた断片から葉を伸ばすだけで再生してしまうため、一度根付いてしまうとかなり厄介です
ですので、駆除をするなら除草剤で本体である根から枯らすのが一番おすすめです!
おすすめの除草剤
ラウンドアップマックスロード
口コミでも好評なラウンドアップマックスロードは、値段は少しお高めですが、それに似合うだけの効果を発揮します
カヤツリグサはもちろん、多種多様な雑草に効果があり、頑固なササも枯らすことができます
また、雨にも強く、散布後1時間以上たてば、雨が降っても効果が持続しますし、早春や晩秋のような気温の低い時、乾燥した天気が続き除草がしにくい時、夕暮れ時でも確かな効果を発揮するので、初心者におすすめの除草剤です
希釈や噴霧器の手入れが面倒な方、そのまま使えるシャワータイプがおすすめです
また、シャワータイプは希釈タイプよりも2~3ヶ月ほど抑草効果があるそうです
サンフーロン液剤
ラウンドアップマックスロードのジェネリック農薬なので、現在流通しているラウンドアップマックスロードの方が短くて済むのですが、その点を考慮して散布すれば、しっかりと雑草を枯らすことができるので、コストを抑えたい方はコチラがおすすめです
上手に枯らす方法
地上に出ている葉から除草剤を吸収するため、カヤツリグサは刈らずに散布しましょう
また、地面に落ちた除草剤は分解されて残留しないため、まだ芽が出ていないカヤツリグサの駆除には10日おきに3回に分けて散布するとこれから生えるカヤツリグサも駆除できます
予防方法
せっかく除草剤をまいて枯らしても、またどこからか胞子が飛んできてしまったら元も子もありません
コンクリートや砂利敷きという方法もありますが、コンクリート舗装は施工費がかかるし、砂利敷きは防草効果がそこまで高くない上に自分でやるにはかなりの重労働です
そのため、敷くだけで予防できる防草シートがおすすめなんです
ただし、防草シートを固定するピンを刺した箇所(穴)やシートとシートとの隙間などしっかりテープで閉じておかないとその隙間から雑草が生えてきてしまうので、そこは丁寧にやりましょう!