ワビスケの基本情報
種類
常緑高木 ツバキ科 ツバキ属
別名
ワビスケツバキ(侘助椿)
トウツバキ(唐椿)など
和名
ワビスケ(侘助)
学名
Camellia wabisuke
英名
Camellia
花期
ワビスケの名前の由来
「侘数寄(わびすき)」から由来します
(侘数寄とは、茶の湯の侘びを愛好すること)
ワビスケの花言葉と誕生花
花言葉
控えめ、簡素、静かなおもむき など
花言葉の由来
控えめ
筒咲きの一重で、葉に隠れるようにつつましく咲く小輪の花から生まれた言葉だそうです
簡素
ツバキに比べて一重咲きでシンプルなことから生まれた言葉だそうです
静かなおもむき
花の少なくなる晩秋から早春にかけて、閑寂な風趣を引きたてる茶花の一つであり、ひっそりと奥ゆかしい花の風情から生まれた言葉だそうです
誕生花
2月20日、2月27日、11月22日
11月30日 など
誕生木
1月15日(シロワビスケ)
2月2日(ワビスケ スキヤ)
2月8日(アカワビスケ)
2月20日(コチョウワビスケ)
ワビスケの特徴
・小輪猪口咲きで、他のツバキに比べて花は小さく、上向きに咲くことがなく、うつむいて「侘び」しげに咲くのが特徴です
・耐暑性、耐寒性に優れており、育てやすいです
・「葯」という、おしべの先端の花粉を作る器官が退化して花粉を作らないのが特徴です
・日本原産の植物で、日本原産のツバキと中国原産のチャノキとの交雑種だと考えられています
・ツバキの栽培は安土桃山時代までさかのぼり、ワビスケはその最も早い時期から栽培されてきました
・由来には、秀吉の朝鮮出兵の際に、侘助という名前の男が持ち帰ってきたという説や、千利休が死の直前の茶で、室に飾られたツバキを気に入り、活けた人物「侘助」にちなんだという説もあります
ワビスケの育て方
手入れ方法
3~4月頃
※強剪定は花後すぐに行っても花が咲かなくなるので、数年に1回行う程度にとどめ、通常は枝の間引きと弱い切り戻すのがよい
病害虫
チャドクガ、カイガラムシ など
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