ワスレナグサの基本情報
種類
非耐暑性多年草(一年草扱い) ムラサキ科 ワスレナグサ属
別名
アイミジン(藍微塵)
シンワスレナグサ(真勿忘草)
フォーゲットミーノット
ミオソティス
ワスルナグサ(勿忘草)など
和名
ワスレナグサ(勿忘草)
学名
Myosotis scorpioides
英名
Forget-me-not
花期
ワスレナグサの名前の由来
ドイツに伝わる伝説からことから由来します
ドナウ川の畔を騎士ルドルフとフィアンセのベルダが散歩していると、川面に浮かぶ青い花を見つけます。
ルドルフは、ベルダの喜ぶ顔が見たくて、青い花を拾うために川へ入って行ってしまいます。
しかし、思ったより川の流れが速く、重い鎧を身につけたルドルフは、身動きができなくなってしまい、自分の死を悟って最期の力を振り絞って、青い花をベルダの元へ投げます。
「Forget me not(どうか、私のことを忘れないでほしい)」
ルドルフはそう叫ぶと、川に流されて行ってしまいました。
その後、ベルダは約束を守り、その青い花をいつも髪に飾ってルドルフのことを想い続けましたとさ。
ワスレナグサの花言葉と誕生花
花言葉
私を忘れないで、真実の愛、誠の愛 など
花言葉の由来
私を忘れないで・真実の愛・誠の愛
名前の由来にもなっているドイツに伝わる伝説から生まれた言葉だそうです
誕生花
2月7日、2月29日、3月13日
3月15日、4月5日、4月6日
4月17日、4月21日、4月24日
5月14日、5月15日 など
ワスレナグサの特徴
・春から夏にかけて基本的には青色で、品種によって白や紫、ピンク色の小さな花を咲かせます
・日本では在来種の「エゾムラサキ」と「ノハラワスレナグサ」の交配種がよく出回っています
・アジア、ヨーロッパ原産の植物で、日本には明治時代に渡来したといわれています
・基本的には多年草ですが、暑さに弱く、寒冷地を除き、花後に枯れるので、日本では一年草として扱われています
・アイキャッチ画像は「ワスレナグサ ブルームッツ」という品種です
ワスレナグサの育て方
手入れ方法
・終わった花はこまめに摘み取っておくと、花の開花期間が伸びます
・水切れを嫌うため、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをしましょう
・種が簡単に採れるので採っておいて、秋にまた蒔く事ができます
病害虫
アブラムシ、灰色かび病 など