秋の花

ヤブラン(藪蘭)

ヤブラン

ヤブランの基本情報

種類

多年草 キジカクシ科 ヤブラン属

別名

サマームスカリ
ニンリョウ(忍凌)
ヤマスゲ(山菅)
リリオペ など

和名

ヤブラン(藪蘭)

学名

Liriope muscari

英名

Big blue lilyturf

花期

7~9月頃
 

果期

10~11月頃

ヤブランの名前の由来

藪のような所に生え、葉の形がランに似ていることから由来します

ヤブランの花言葉と誕生花

花言葉

忍耐、隠された心、謙遜 など
 

花言葉の由来

忍耐

他の植物が育たない薮のような薄暗い樹木の陰でも生育できて、葉が一年を通して緑色であることから生まれた言葉だそうです

隠された心

葉の間に隠れるようにして咲く紫色の花の控えめな姿から生まれた言葉だそうです

謙遜

薮のような薄暗い木々の下で凛として咲くことから生まれた言葉だそうです
 

誕生花

8月12日、9月20日、10月6日
10月26日 など
 

ヤブランの特徴

・淡紫色の小さな花を穂状に咲かせ、秋には黒紫色の果実をつけます
・寄植えや高木の下など日陰になる場所のグランドカバーとしてよく使われています
・耐寒性、耐陰性があり、丈夫で育てやすく初心者にもオススメです
 

・日本、台湾、中国原産の植物で、本州・四国・九州などの山野の日蔭や半日陰に自生しています
・こんもり茂った葉の緑色の上に咲く紫色の花をこんこんと湧き出る泉の水に例えてギリシャ神話の泉の妖精リリオペの名前にちなんで、別名:リリオペ
・品種によって白花や、葉に斑が入っているものがあり、洋風庭園に使われることが多いです
・万葉集の中ではヤマスゲの名で詠われています

 

ヤブランの育て方

手入れ方法

春以降に古い葉と新芽が混在して汚く見えないよう、新芽が出る前の3月前後に、古い葉を根本から切り戻しましょう

病害虫

ナメクジ、ハモグリバエ、炭疽病 など