ヤマモモの基本情報
種類
常緑高木 ヤマモモ科 ヤマモモ属
別名
シブキ(渋木)
ジュバイ(樹梅)
ヤマウメ(山梅)
ヤンメイ(楊梅)
ユスラウメ(山桜桃)
ヨウバイ(楊梅)など
和名
ヤマモモ(山桃)
学名
Morella rubra
英名
Red bayberry
花期
果期
ヤマモモの名前の由来
山に自生し、モモのような果実をつけることから由来します
ヤマモモの花言葉と誕生花
花言葉
一途、ただ一人を愛す、教訓 など
花言葉の由来
一途・ただ一人を愛す
雌雄異株で、雄花は風に乗せて、雌花にに花粉を届けますが、数km離れていても届く性質が、ひたむきな恋愛であるように「万葉集」でも詠まれていたことから生まれた言葉だそうです
教訓
鮮度の維持が難しく傷みやすいので、大事にとっておかないですぐ食べなさいという教えから生まれた言葉だそうです
誕生花
6月21日、6月22日
誕生果
6月25日(楊桃)
記念日
卒業記念
ヤマモモの特徴
・春に桃色の目立たないくらい小さな花を咲かせ、梅雨頃になると葉の付け根からびっしりと赤い実をつけます
・大気汚染、乾燥、潮風、強風にも強く、やせ地でもよく生育するので初心者にもオススメです
・樹皮は古くから染料として用いられ、海水に強いことから魚網を染めていたそうです
・栽培されているものの主な品種は「瑞光」「秀光」「森口」「東魁」など20種類ほどあります
~その他種類(品種)~
・瑞光(ずいこう)
山桃の中で、最もポピュラーで、毎年結実し果実は大きく、ヤマモモ酒等の加工原料としては、最適の品種ですが、生食すると松ヤニ臭いです
・秀光(しゅうこう)
山桃独特の松ヤニ臭さが無く、生で食べてとても美味しい品種
森口、瑞光より一回り大きい果実で「秀峰」「平井1号」とも呼ばれる高品位の品種
・森口(もりぐち)
松ヤニ臭さが無く、酸味は少なく、果汁は多く、糖度も平均11度と高く、生食できる品種
・東魁(とうかい)
果実は大きく(ピンポン玉サイズ)、糖度も12度と非常に高い品種
現存する山桃品種の収穫が終わってから出荷できるのも強み
・日本や中国原産の植物で、日本での歴史は古く、平安時代から食されていたといわれています
・徳島県や高知県の特産の果物として国内生産量のほとんどを生産しています
・果実は甘酸っぱく、塩漬けやジャム、ゼリー、ジュースや果実酒等によく加工されていますが、生食用には日持ちが悪いためあまり市場には流通していません
・個性的な味わいがあり、日持ちがしにくいため、都会では幻の果物、高級果物といわれています
・静岡県伊東市 蓮着寺にある日本最大のヤマモモは、平城天皇の楊梅陵から移植されたと伝えられ、国の史跡名勝天然記念物に指定されています
・徳島県の県木、高知県の県花として制定されています
ヤマモモの育て方
手入れ方法
2~3月頃、内向きの枝や交差する枝を間引いて花芽を切り落として、着果数を制限させましょう
病害虫
コブ病、ハマキムシ など
幻の果物
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