夏の花

カンナ

kanna

カンナの基本情報

種類

球根植物(多年草扱い) カンナ科 カンナ属

別名

ダントク(壇特、曇華)
ハナカンナ(花かんな)など

和名

ハナカンナ(花かんな)

学名

Canna

英名

Canna

花期

6~10月頃
 

果期

花後、棘に覆われた実をつけます

カンナの名前の由来

茎が葦(あし)のように中空になっていることから葦を意味するギリシャ語の「Kanna」から由来します

カンナの花言葉と誕生花

花言葉

情熱、快活、妄想 など
 

花言葉の由来

情熱

コロンブスが気温の高かった季節にアメリカ大陸で発見したことから生まれた言葉だそうです

快活

真夏の強い日差しにも負けずに鮮やかに咲き誇る姿から生まれた言葉だそうです

妄想

夏の暑い時期に花を咲かせる姿が色鮮やかさと幻想的な雰囲気を漂わせていることから生まれた言葉だそうです
 

誕生花

6月30日、8月2日、8月3日
8月13日、8月19日、8月30日
9月13日、9月21日 など
 

カンナの特徴

・真夏に大きな葉の間から白、赤、ピンク、オレンジ、黄、褐色などの色鮮やかな大きな花を咲かせます
・葉には緑1色のものの他に、白やオレンジ、赤、紫色など縞模様がはいったものも多くあります
・現在カンナの原種は20種類ほどあるといわれ、そこから園芸品種が作られており、それらの種類を含めると、約1000種類ほどの種類があるといわれています
・カンナには花を観賞する「ハナカンナ」と食用の「ショクヨウカンナ」(でんぷん質の根茎を食す)があり、一般的にカンナと呼ばれて観賞するのはハナカンナです
 

・熱帯アメリカ原産の植物で、日本には江戸時代に原種の1つである「カンナ・インディカ」がダンドクの名で渡来したといわれています
・15世紀の探検家コロンブスのアメリカ大陸発見後に、ヨーロッパへ持ち込まれたとされています
・花後にできる種子はとても固く、赤ちゃんが使うおもちゃのガラガラやマラカスの中身として使われています
・東京ディズニーランドの「スティッチ・プレゼンツ アロハ・エ・コモ・マイ!」付近に植えられています

 

カンナの花と仏陀の伝説

仏陀を襲おうと待ち伏せをしていた悪魔が、ブッタに大岩を投げつけました。大岩は、仏陀に直接当たることなく足元で砕け散ったのでうが、一欠片だけ仏陀の足の指に当たってしまいました。その足から流れた血が大地に染み込み、そこから赤いカンナが咲いたといわれています。
 この時、仏陀を襲った悪魔は、大地の怒りに触れて地の裂け目から地獄に落ちてしまったそうです。

カンナの育て方

手入れ方法

放おっておくと種ができて花つきが悪くなるので咲き終わった花は早めに花がら摘みをしましょう

病害虫

アブラムシ、ヨトウムシ、ネキリムシ など