落葉樹

ミツマタ(三叉)

ミツマタ

ミツマタの基本情報

種類

落葉低木 ジンチョウゲ科 ミツマタ属

別名

カミノキ(紙の木)
ジュズブサ(数珠房)
ミツマタコウゾ(三叉楮)
ムスビキ(結木)など

和名

ミツマタ(三叉)

学名

Edgeworthia chrysantha

英名

Oriental paperbush

花期

3~4月頃
 

果期

6~7月頃

ミツマタの名前の由来

枝が三つに分岐しながら成長することから由来します

ミツマタの花言葉と誕生花

花言葉

肉親の絆、強靭、壮健 など
 

花言葉の由来

肉親の絆

3つの枝をそれぞれ父・母・子に表し、それが代々続くことを願ったことから生まれた言葉だそうです

強靭・壮健

日本の紙幣の材料になるほど強くしなやかな繊維を持つことから生まれた言葉だそうです
 

誕生花

2月15日、2月21日、2月29日
3月5日、3月20日、3月23日 など
 

誕生木

3月26日
 

ミツマタの特徴

・新葉が芽吹く前、春を待ちわびたかのように黄色の花を咲かせ、夏頃に毛のある緑色の実をつけます
・小さな花は球状に集まり、やや下向きに咲き、甘い爽やかな香りを控えめに放ちます
ジンチョウゲ同様に移植が難しいため、植え付けの際は考慮する必要があります
・枝の分岐点の数で樹齢がわかります
 

・中国原産の植物で、日本には古い時代に渡来したといわれています
・樹皮は強度の高い良質の和紙や紙幣の原料として用いられており、「金のなる木」として縁起がよい木とされています
・紙の材料として用いられていることから、別名:カミノキ
・万葉集の柿本人麻呂の詩で「春されば まずさきくさの 幸(さき)くあらば…」の「さきくさ」はその枝が三つに分かれているところから「三枝」と漢字を当てた「三椏(ミツマタ)」のこととされています

 

ミツマタの育て方

手入れ方法

剪定をあまり好みませんが、樹形を整えるなら落葉期である11~2月頃にしましょう

病害虫

病害虫に強い
 

おすすめの名所

愛知県岡崎市にミツマタの群生地があって、3月中旬になるとミツマタが生い茂って幻想的な風景が見られるよ
岡崎市のどこにあるの?
茅葺屋敷の向かい側に観光客向けの臨時駐車場があって、そこから10分くらい歩いた所にあるんだよ
かなり貴重な観光資源だそうだから群生地の中に入ったり、踏み折ったりしないように注意しないとだね!