春の花

クンシラン(君子蘭)

クンシランの基本情報

種類

多年草 ヒガンバナ科 クンシラン属

別名

ウケザキクンシラン(受咲き君子蘭)
カフィール リリー
クリビア など

和名

クンシラン(君子蘭)

学名

Clivia

英名

Clivia
Kaffir lily

花期

3~5月頃
 

クンシランの名前の由来

明治時代にクリビア・ノビリスという種が日本に渡来し、その「高貴」を意味する「ノビリス」を君子(学識・人格ともにすぐれた人や高位の人を指す言葉)に例えたことから由来します

※異説では、君子蘭の姿がまるで孔雀の羽根のようだとして、「高貴な花」の名前が付けられたという説もあります

クンシランの花言葉と誕生花

花言葉

高貴、誠実、幸せを呼ぶ など
 

花言葉の由来

高貴・誠実

和名である君子から生まれた言葉だそうです

幸せを呼ぶ

クンシランは「幸福の花」とも呼ばれ、気持ちを明るくさせてくれるような鮮やかな色の花姿から生まれた言葉だそうです
 

誕生花

1月27日、2月4日、3月5日
3月11日、3月12日、3月15日
3月17日、3月30日、4月13日
12月20日 など
 

クンシランの特徴

・春になると、白やオレンジ、黄色など鮮やかな花色で、一つの花茎から最大で20もの花を咲かせます
・ランの名前がついていますが、ランの仲間ではなく、ヒガンバナ科の植物です
 

・南アフリカ原産の植物で、日本には明治時代にヨーロッパを経由して渡来したといわれています
・ヨーロッパでは花を楽しむものとされていましたが、日本ではオモト(万年青)などと同様に葉の美しさを楽しむようになったそうです
・クンシランは「幸福の花」とも呼ばれ、風水では、明るい色の花を北の方角に置くと、陰気な雰囲気を中和させる効果があるといわれています

 

クンシランの育て方

手入れ方法

・半日陰を好む植物のため、日差しが強いと葉が焼けてしまうことがあるので注意しましょう
・少しの湿り気のある土を好みますが、水を与えすぎると根腐れしてしまうため、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう

病害虫

軟腐病、白絹病、ナメクジ など