落葉樹

シデコブシ(四手辛夷)

シデコブシ

シデコブシの基本情報

種類

落葉高木 モクレン科 モクレン属

別名

ヒメコブシ(姫辛夷)
ベニコブシ(紅辛夷)など

和名

シデコブシ(四手辛夷)

学名

Magnolia tomentosa

英名

Star magnolia

花期

3~4月頃
 

果期

4~5月頃

シデコブシの名前の由来

花びらが長く四手に、蕾や果実がこどもの拳に似ていることから由来します
(四手とは、神前に捧げる玉串や注連縄(しめなわ)につける紙製の飾りのことです)

シデコブシの花言葉と誕生花

花言葉

友情、愛らしさ、歓迎 など
 

花言葉の由来

友情

真っ白な花の姿が、汚れのない無垢な友情を連想させることから生まれた言葉だそうです

愛らしさ

蕾や実がこどもの握りこぶしのような形をしていることから生まれた言葉そうです

歓迎

ちょうど花が咲く時期が卒業や入学の時期で、新入生を歓迎する時期とかぶることから生まれた言葉そうです
 

誕生花

1月29日、3月24日 など
 

誕生木

3月23日
 

記念日

合格祝い、豊作・大漁祈願、出版記念
 

シデコブシの特徴

・春先にコブシと同様、花が木を埋め尽くすほどたくさんの白やピンク色の花を咲かせ、花後に拳を握ったような形の実をつけます
・コブシより小型で生長が遅いので管理がしやすく、小形でも花つきがよく、華やかな春の彩りを演出する庭木として古くから人気があります
 

・日本や朝鮮半島原産の植物で、北海道、本州、四国、九州北部に自生しています
コブシに比べて小さいことから 別名:ヒメコブシ
・分布の広いコブシと異なり、三重、愛知、岐阜の丘陵地の湿地に自生地が限られ、日本の絶滅危惧植物のひとつとして「レッド・データブック」に記載があります

 

シデコブシの育て方

手入れ方法

4月下旬頃、伸びすぎた枝や込み合った枝は、基部から2~3芽を残して、外側に向いている芽の上で切り取りましょう

病害虫

コブシハバチ、カイガイラムシ、カミキリムシ など