秋の花

ヨメナ(嫁菜)

ヨメナの基本情報

種類

多年草 キク科 シオン属

別名

ノギク(野菊)
ハギナ(萩菜)
ヨメガハギ、ヨメハギ(嫁萩)
ヨメグサ(嫁草)など

和名

ヨメナ(嫁菜)

学名

Aster yomena

英名

Kalimeris

花期

7~10月頃

ヨメナの名前の由来

嫁のように可愛い花を咲かせることや、「鼠菜(ヨメとはネズミの古語)」で、おいしい若芽をノネズミが好んで食べることから由来します

ヨメナの花言葉と誕生花

花言葉

従順、女性の愛情、隠れた美しさ など
 

花言葉の由来

従順

花の名前の印象から生まれた言葉だそうです

女性の愛情・隠れた美しさ

控えめながらも、美しく愛らしく咲く花の姿から生まれた言葉だそうです
 

誕生花

9月15日、10月2日、10月11日
10月27日 など
 

ヨメナの特徴

・薄紫色や白色のキクに似た小さな花を咲かせます
・春菊に似た独特な強い香りが特徴です
・コヨメナとユウガギクより大形の近縁種オオユウガギクとの交雑種と考えられています
 

・日本原産の植物で、日本全国の道端や湿った場所でよくみられるいわゆる雑草です
・古くは万葉集の時代から使われていたようで、オハギ、あるいはウハギと呼ばれていたそうです
・若菜は山菜として利用でき、ヨメナ飯やおひたしなども有名です
・花や蕾も食用となり、天婦羅や花酒にして利用されています
・俳句や和歌では、ヨメナ飯や「ヨメナ摘む」が春の季語、「ヨメナの花」は秋の季語として登場します

 

ヨメナの駆除方法

ヨメナは、地下茎に生命力にあるため、駆除が非常に難しい雑草とされています

ヨメナを手で抜いたり、刈り取ったり、根を掘り起こしても千切れた断片から葉を伸ばすだけで再生してしまうため、一度根付いてしまうとかなり厄介です

ですので、駆除をするなら除草剤で本体である根から枯らすのが一番おすすめです!
 

抜いても抜いても生えてくるのは地下茎が原因だったんだね
地下茎でも胞子でも増えるってなかなか厄介だね

おすすめの除草剤

ラウンドアップマックスロード

口コミでも好評なラウンドアップマックスロードは、値段は少しお高めですが、それに似合うだけの効果を発揮します

ヨメナはもちろん、多種多様な雑草に効果があり、頑固なササも枯らすことができます

また、雨にも強く、散布後1時間以上たてば、雨が降っても効果が持続しますし、早春や晩秋のような気温の低い時、乾燥した天気が続き除草がしにくい時、夕暮れ時でも確かな効果を発揮するので、初心者におすすめの除草剤です
 

 
希釈や噴霧器の手入れが面倒な方、そのまま使えるシャワータイプがおすすめです

また、シャワータイプは希釈タイプよりも2~3ヶ月ほど抑草効果があるそうです
 

サンフーロン液剤

ラウンドアップマックスロードのジェネリック農薬なので、現在流通しているラウンドアップマックスロードの方が短くて済むのですが、その点を考慮して散布すれば、しっかりと雑草を枯らすことができるので、コストを抑えたい方はコチラがおすすめです
 

上手に枯らす方法

地上に出ている葉から除草剤を吸収するため、ヨメナは刈らずに散布しましょう

また、地面に落ちた除草剤は分解されて残留しないため、まだ芽が出ていないヨメナの駆除には10日おきに3回に分けて散布するとこれから生えるヨメナも駆除できます

予防方法

せっかく除草剤をまいて枯らしても、またどこからか胞子が飛んできてしまったら元も子もありません

そのためにも、防草シートを敷くことをおすすめします!
 

コンクリートや砂利敷きという方法もありますが、コンクリート舗装は施工費がかかるし、砂利敷きは防草効果がそこまで高くない上に自分でやるにはかなりの重労働です

そのため、敷くだけで予防できる防草シートがおすすめなんです

ただし、防草シートを固定するピンを刺した箇所(穴)やシートとシートとの隙間などしっかりテープで閉じておかないとその隙間から雑草が生えてきてしまうので、そこは丁寧にやりましょう!