オオシマザクラの基本情報
種類
落葉高木 バラ科 サクラ属
別名
タキギザクラ(薪桜)
モチザクラ(餅桜)など
和名
オオシマザクラ(大島桜)
学名
Prunus lannesiana var. speciosa
英名
Oshima cherry
花期
果期
6~7月頃
オオシマザクラの名前の由来
伊豆の大島に自生していることから由来します
(サクラは、「日本書紀」に登場する美しさと強さを兼ね備え、富士山の神とされる木花咲耶姫から「さくや」が「さくら」に転じた説が有力とされています)
オオシマザクラの花言葉と誕生花
花言葉
純潔、心の美しさ、優れた美人 など
花言葉の由来
純潔・心の美しさ
他の桜に比較して花の色が白いことから生まれた言葉だそうです
優れた美人
可憐な姿と香りのよい花を咲かせることから生まれた言葉だそうです
誕生木
3月24日
オオシマザクラの特徴
・鮮緑色の新芽と同時に香りのある白やピンク色で大形の一重、八重咲きの花を咲かせます
・実がまれにでき、ヤマザクラに比べて熟すのが遅く、実が大きいためか、垂れ下がる傾向があります
・若葉は緑色で、花と同時に開き、葉の下面は光沢があって無毛、縁には大きなギザギザがあるのが特徴です
・サクラには多くの品種がありますが、それらの品種の、特に八重桜品種の親にもっとも多くなっているのがこのオオシマザクラです
・他のサクラより紅葉はカラフルになりやすいのが特徴です
・日本原産の植物で、伊豆の大島に自生しています
・再生力が強いとされ燃料として利用されてきたことから、別名:タキギザクラ
・桜餅の葉にも使うことがあるから、別名:モチザクラ
・白く大きい花弁が美しかったので、鎌倉時代以降にいろいろな品種が大島桜から生まれたそうです
・伊豆大島には、樹齢800年以上の「大島の桜」があり、国の特別天然に指定されています
・オオシマザクラの若葉は他のサクラに比べて葉の香りが高いため、塩漬けにして「桜餅」を包むのによく使われています
オオシマザクラの育て方
手入れ方法
剪定するなら落葉期である12~1月頃にしましょう
※「サクラ折るバカ、ウメ折らぬバカ」というようにサクラは剪定したり折れたりした切り口から雑菌が入って腐ってしまいやすい樹木です
剪定したり強風で折れるなどしたら、切り口に癒合剤を塗って殺菌後、接ぎ蝋を塗りましょう
病害虫
ケムシ、テングス病 など