落葉樹

アーモンド

アーモンドの基本情報

種類

落葉高木 バラ科 サクラ属

別名

ハタンキョウ(巴旦杏)など

和名

ヘントウ(扁桃)

学名

Prunus dulcis

英名

Almond

花期

3~4月頃
 

果期

7~8月頃
 

アーモンドの名前の由来

江戸時代にポルトガル船の来航によってアーモンドの実が持ち込まれたため、ポルトガル語で「扁桃体」を意味する「amendoa(アメンドア)」から転じたことから由来します

アーモンドの花言葉と誕生花

花言葉

希望、真実の愛、永久の優しさ など
 

花言葉の由来

希望

冬が終わり春の訪れを知らせるように可憐に咲くアーモンドの花姿から生まれた言葉だそうです

真実の愛・永久の優しさ

アーモンドが旧約聖書にも登場し、中世には宗教画のモチーフとして多く用いられたことから神の深い愛を意味して生まれた言葉だそうです
 

誕生花

3月14日、4月1日 など
 

誕生木

3月11日
 

誕生果

4月18日
 

アーモンドの特徴

・春になると桜に似た白やピンク色の花を咲かせ、夏になると5㎝くらいの実がなります
・アーモンドの果実は、皮、果肉、核、仁からなり、アンズ、モモやウメの近縁種ですが果肉は薄く、食用にならず、このうち食用に供しているのは仁の部分です
・アーモンドの品種は100種類以上あり、大きく分けて「スイートアーモンド」と「ビターアーモンド」の2つに分けられています
※「スイートアーモンド」は、食用として栽培されている品種で、食べて美味しいと感じるアーモンドで、ノンパレル種、ビュート種、モントレー種、カーメル種、マルコナ種などがあり、「ビターアーモンド」は野生種に近く、アーモンドの成分が必要な薬やオイルなどの原料として使われます

・アジア西南部原産の植物で、日本には江戸時代に渡来したといわれています
・日本では小豆島などの栽培が有名です
・扁桃腺はアーモンドの種子のような形状のため、扁桃腺という名前になったそうです
・アメリカ・カリフォルニア・アーモンド協会が1日アーモンドを23粒(約30g)摂取すると体に良いとして推奨し、1月23日を「アーモンドの日」に制定しました

 

アーモンドの育て方

手入れ方法

・アーモンドは乾燥を好むため、毎日の水やりは不要です
・アーモンドは湿度が苦手で乾燥を好む植物で、長雨に当たると実が落ちてしまうため、梅雨の時期に雨にさらさないようにしましょう
・落葉期に日当たりと風通しがよくなるようにバランス良く、内向きの枝や弱っている枝など余分な枝を剪定しましょう
・木の先端や日当たりの良い場所から順に成熟していき、果肉がはじけ、種が見えるようになったらすぐに収穫しましょう

病害虫

カイガラムシ、ハモグリガ、コスカシバ など