ハコネウツギの基本情報
種類
落葉低木 スイカズラ科 タニウツギ属
別名
ゲンペイウツギ(源平空木)
サキワケウツギ (咲分空木)
ベニウツギ(紅空木)など
和名
ハコネウツギ(箱根空木)
学名
Weigela oraeensis
英名
Japanese wegela
花期
果期
10月頃
ハコネウツギの名前の由来
箱根に多く生育し、茎の中が空洞の木であることに由来します
※とされていますが、箱根では低地にわずかに自生するだけで、誤認による命名なのかもしれません
ハコネウツギの花言葉と誕生花
花言葉
移り気
花言葉の由来
移り気
花色が咲き始めの白からピンク、紅色へと次第に色変わりすることから生まれた言葉だそうです
誕生花
6月12日、6月14日 など
ハコネウツギの特徴
・枝先にラッパのような形の花をたくさん咲かせ、咲き始めは白く、咲き進むにつれて淡いピンク色から濃いピンク色へと移り変わるのが特徴です
・ニシキウツギとよく似ていますが、花筒がなだらかに広がっているニシキウツギと違って花筒の中央付近から急に角張って太くなるのが特徴です
・秋になると細長いサヤが束になってつけます
・寒さ、大気汚染、病害虫に強いが、暑さと日陰が苦手なので、午前中日が当たり午後には日陰になるような場所が最適です
~その他種類(品種)~
・ニオイウツギ
伊豆諸島に自生する変種で、花はハコネウツギより小さいものの芳香があるのが特徴です
・日本原産の植物で、暑さ寒さに強く、北海道南部から九州までの海岸近くに多く自生しています
・花の色が変化する様子を源氏と平氏に例えて、別名:ゲンペイウツギ
・古記に「花は初め白く中ごろ淡赤となり、後、大いに赤し 先後の開花色変わりて紅白交り、源平となるなり」とあり、めでたい樹木とされています
・ウツギの名ですが、科も属も異なり、タニウツギやベニウツギの仲間です
ハコネウツギの育て方
手入れ方法
12~3月頃、5~7月頃
冬の剪定は徒長枝(伸びっぱなしで太くなってしまった枝)や、からみ枝(枝と枝が絡み合った枝)を剪定しましょう
夏の剪定は見た目の悪い枝を切る間引き剪定をすると見栄えがよくなります
病害虫
アブラムシ
ハコネウツギの色の不思議