夏の花

クレマチス

クレマチス

クレマチスの基本情報

種類

つる性多年草 キンポウゲ科 センニンソウ属

別名

カザグルマ(風車)
テッセン(鉄線)など

和名

センニンソウ(仙人草)

学名

Clematis spp.

英名

Clematis

花期

5~10月頃
 

果期

花後にさく果ができます

クレマチスの名前の由来

ギリシャ語の蔓を意味する「klema(クレマ)」、ラテン語で蔓性植物を意味する「clematis」から由来します

クレマチスの花言葉と誕生花

花言葉

美しい精神、旅人の喜び、策略 など
 

花言葉の由来

美しい精神

毎年咲き続けるクレマチスの内にある美しさを讃えて生まれた言葉だそうです

旅人の喜び

ヨーロッパでは、旅人をもてなすために宿の玄関にクレマチスを植える風習があったことから生まれた言葉だそうです

策略

フランスの物乞いが、わざとクレマチスの毒素で皮膚をかぶれさせ、同情を誘ったという話から生まれた言葉だそうです
 

誕生花

4月10日、4月27日、5月3日
5月5日、5月9日、6月1日
6月5日、7月1日、7月2日
9月12日、10月22日 など
 
<色別の誕生花>
白:6月26日
紫:7月2日
 

クレマチスの特徴

・原種は白や紫色の花が主でしたが、現在では赤、ピンク、紫、白、黄色など多彩な色の園芸品種が作られています
・日本原産のカザグルマ(風車)に似ていますが、カザグルマの花弁状の萼片が8枚なのに対して、クレマチスは6枚という点で見分けることができます
・クレマチスは古くから親しまれているガーデンプランツの一つで、英国ではつる性植物の女王として位置づけられ、バラのパートナープランツとして親しまれています
 

・中国原産の植物で、日本には江戸時代に渡来したといわれています
・蔓が鉄線のように強いことから、別名:テッセン
・クレマチスはセンニンソウ属のツル性多年草のうち、花が大きく観賞価値の高い品種の総称で、クレマチスの原種は約300種あり、日本、中国、ヨーロッパ、米国など世界各地に分布しています
・テッセンやカザグルマなどを含めた総称をクレマチスと呼んでいます
・最近は丈夫で花つきのよいモンタナなどが人気です

 

クレマチスの育て方

手入れ方法

・花後は花から2、3節で切り戻すことによって繰り返し咲き、草姿も整うという効果があります
・花は上向きにつくためあまり高い棚に作ると鑑賞できないので注意しましょう

病害虫

ハダニ、うどんこ病 など