常緑樹

ナンテン(南天)

ナンテンの基本情報

種類

常緑低木 メギ科 ナンテン属

別名

ナンテンチク(南天竹)
ナンテンジク(南天竺)
ナンテンショク(南天燭)など

和名

ナンテン(南天)

学名

Nandina domestica

英名

Nandina

花期

5~7月頃 

果期

11~2月頃
 

ナンテンの名前の由来

「難を転じる木」といわれ、多くの祝い事に登場する縁起の良い木とされていることから由来します

ナンテンの花言葉と誕生花

花言葉

私の愛は増すばかり、深すぎる愛、良い家庭 など
 

花言葉の由来

私の愛は増すばかり・深すぎる愛

ナンテンの実が緑から赤くなる変化がまるで日ごと深まってゆく愛情のように見えることから生まれた言葉だそうです

良い家庭

ナンテンが厄除けや縁起物とされていることから生まれた言葉だそうです
 

誕生花

1月19日、11月25日、12月5日
12月8日、12月14日、12月27日
12月29日、12月31日 など
 

誕生木

1月7日
 

記念日

「難を転じる木」といわれ、多くの祝い事に登場する縁起の良い木で、記念樹にも適しています
 

ナンテンの特徴

・初夏に白い花を円錐状に咲かせ、冬に赤い実をたくさんつけます
・秋の紅葉や晩秋にできる赤い実を観賞する和風庭園の定番であり、庭木、盆栽、正月の床飾りなどに利用されています
・ナンテンの実にはナンテニンという成分を多く含み、咳止め効果があり、「南天のど飴」にはこのナンテニンが含まれているそうです
 

・中国原産の植物で、日本には時代は定かではありませんが古い時代に渡来したといわれています
・ナンテンをヨーロッパに持ち帰ったドイツ人医師のケンベルが「ナンテン」の発音を「ナンディン」と聞き取ったことから、英名:Nandina
・魔除けや火災よけの効果がある植物とされ、東北にはヒイラギ、鬼門と呼ばれる南西の方角にナンテンを植えて鬼門封じとする言い伝えもあります
・家の庇まで伸びると、お金が貯まるという言い伝えがあり、下町や古い民家に多くみられます

  

お正月でフクジュソウとセットで飾られていることが多いよね
それには「難を転じて福となす」っていう語呂合わせで縁起のいい意味があるんだよ
ほうほう、そんな意味があったんだね

 

ナンテンの育て方

手入れ方法

剪定は可能ですが、基本的には剪定を嫌うため、樹形を整える最低限にとどめなければ、生育が悪くなるので注意しましょう
また、日当たりの良い場所で異品種の株を近くに植えると実付きがよくなります

病害虫

病害虫に強い