秋の花

ワレモコウ(吾亦紅)

ワレモコウの基本情報

種類

多年草 バラ科 ワレモコウ属

別名

オハグロバナ(お歯黒花)
キュウリグサ(胡瓜草)
ダンゴバナ(団子花)
チユ(地楡)
ボウズバナ(坊主花)など

和名

ワレモコウ(吾亦紅)

学名

Sanguisorba officinalis

英名

Great Burnet

花期

7~10月頃
 

ワレモコウの名前の由来

平安時代に額にかぶった帽額(もこう)に似ていることから由来します

ワレモコウの花言葉と誕生花

花言葉

物思い、移りゆく日々、明日への期待 など
 

花言葉の由来

もの思い

花穂が風に揺れる様子から生まれた言葉だそうです

移りゆく日々・明日への期待

花の色が穂の上から下に順に変わっていく様子から生まれた言葉だそうです
 

誕生花

8月23日、8月25日、9月22日
9月24日、9月30日、10月12日
10月28日、10月30日、11月7日
11月19日 など
 

ワレモコウの特徴

・夏から秋にかけて赤、茶、紫、暗紅色の果実のように見える花穂を咲かせます
・ワレモコウは古い昔から漢方薬として用いられてきた植物で、毒性はありませんが、タンニンやサポニンという成分が含まれるので扱いに注意しましょう
 

・日本や中国、朝鮮半島原産の植物で、北海道から九州に分布しており、日当たりの良い草原や田畑の畔などで、ごく普通に見られる山野草です
・中秋の名月にススキと共にお供えされる草花です
・「我も恋う」と万葉集で詠まれたこともあるそうです
・花弁はなく萼片のみの花は乾燥しても色褪せが殆どないためドライフラワーとして魅力的で人気があります

 

ワレモコウの育て方

手入れ方法

耐寒性、耐暑性に優れ、放任でもよく育ち、草丈が高くなる普通のワレモコウは6月頃に一度、草丈の1/3ほどの高さで切り戻しを行うと、草丈を抑えることが出来ます

病害虫

うどんこ病 など
 

毒性がなくても用法を間違えると副作用を引き起こす恐れのある植物は少ないよ
実際に薬草を扱う場合には注意しないといけないね