ヤマブキの基本情報
種類
落葉低木 バラ科 ヤマブキ属
別名
オモカゲグサ(面影草)
カガミグサ(鏡草)
モシオグサ(藻塩草)
ヤマブリ(山振)など
和名
ヤマブキ(山吹)
学名
Kerria japonica
英名
Kerria
花期
果期
9月頃
ヤマブキの名前の由来
花の咲く枝が風で振れる姿「山振り」が転じたことから由来します
ヤマブキの花言葉と誕生花
花言葉
気品、崇高、金運 など
花言葉の由来
気品・崇高・金運
色名にもなるほど綺麗な黄金色の花色から生まれた言葉だそうです
誕生花
3月4日、3月28日、3月29日
4月7日、4月25日、4月30日
5月4日、5月16日、5月28日 など
誕生木
4月9日
ヤマブキの特徴
・春先、新しい側枝の先に黄色い花をつけ、秋になると熟すと暗褐色の実をつけます
・ヤマブキは実をつけるが、ヤエヤマブキは八重咲きなので実をつけません
・ヤマブキ属はヤマブキ1種だが、八重咲きになるヤエヤマブキ、花の色が白いシロバナヤマブキなどの品種があります
・日本や中国原産の植物で、北海道から九州の低山や丘陵地に自生しています
・ヤマブキ色は金運アップによいといわれ、お金と縁が深い植物です
・ヤマブキは古来日本人に愛され、「万葉集」でも17首に詠まれています
・ヤマブキ色はこの花からきており、この色を大判小判に見立てて、時代劇では賄賂の隠語として使われています
にわか雨にあって蓑を借りに、田舎の家を訪ねた道灌が、その家の娘に無言でヤマブキの枝を出され、声には出さなかったものの腹を立てて帰りました。ところが後に、「後拾遺和歌集」の歌「七重八重花は咲けどもヤマブキの実の(蓑)一つだになきぞかなしき」(七重八重にヤマブキの花は咲いても、実が一つもつかないのは悲しいことです)という歌に託して、「我が家も悲しいことにお貸しできる蓑が一つもない」ということを伝えようとしたのだと知り、自分を恥じたそうです。
ヤマブキの育て方
手入れ方法
枝の途中で切ると枯れ込むことがあるので落葉期に枯れ枝や古枝を基部から剪定して樹形を整えましょう
病害虫
カイガラムシ、うどんこ病 など