アサガオの基本情報
種類
つる性一年草 ヒルガオ科 サツマイモ属
別名
ケンギュウカ(牽牛花)
ニホンアサガオ(日本朝顔)など
和名
アサガオ(朝顔)
学名
Ipomoea nil
英名
Morning glory
花期
アサガオの名前の由来
早朝に咲くことから「朝の顔」ではなく、早朝に開花し、昼にはしぼんでしまう特徴を、朝の美人の顔に喩えたもので「朝の容花(かおばな)」から由来します
アサガオの花言葉と誕生花
花言葉
明日も爽やかに、愛情の絆、はかない恋 など
<色別の花言葉>
白:固い絆、溢れる喜び
青:はかない恋、短い恋
ピンク:安らぎ、満ち足りた気分
紫:冷静
花言葉の由来
明日も爽やかに
日々新たに花を咲かせることから生まれた言葉だそうです
愛情の絆
ツルをしっかりと巻き付けて伸びていく様子から生まれた言葉だそうです
はかない恋
昼にはしぼんでしまう花のはかなさから生まれた言葉だそうです
誕生花
4月14日、6月25日、7月6日
7月21日、7月24日、7月31日
8月1日、8月4日、8月6日
8月9日 など
アサガオの特徴
・半日花で、青、紫、白、ピンク、茶色、複色など様座な色の円錐型でラッパの先端のような形の花を咲かせます
・約1600種類の品種があり、大きく日本朝顔と西洋朝顔の2種類に分けられます
・西洋朝顔はツルの勢いが強いのでグリーンカーテンに向いています
・熱帯アジア、中国原産の植物で、日本には奈良時代に薬草として渡来し、観賞用として楽しまれるようになったのは江戸時代になってからといわれています
・アサガオの種は下痢や利尿剤の効能がある「牽牛子」という生薬になることから、別名:ケンジュウカ
・江戸時代にブームが起こり、愛好家が品種を競った「朝顔番付」も残されているほどだったそうです
千利休の屋敷にたくさんのアサガオが咲いていると聞いた豊臣秀吉が、ぜひ見たいと申し入れたのですが、秀吉が見た光景は花が1本も咲いていない庭でした
どういうことかと尋ねると、利休は茶室に招き入れます
茶室の床の間には美しいアサガオが一輪だけ飾ってあります
利休はたくさん咲いていたアサガオの中から最も美しいものだけを残し、他は全て切り取ってしまったのです
この話はたくさんの人々に伝わり、利休の名を一段と高めたそうです
アサガオの育て方
手入れ方法
・種まきは4月中旬以降に行いましょう
・アサガオは、日照時間を感知して花を咲かせるため、日中以外は蛍光灯や街灯を含め、できるだけ明るい所に置かないようにしましょう
・朝顔、昼顔、夜顔は同じヒルガオ科の植物ですが、昼顔が多年草に対して、朝顔と夜顔は一年草で名前の通り朝顔は朝、夜顔は夜に花を咲かせます また、ユウガオはウリ科の一年草植物で、大きな実をつけるのが特徴です
病害虫
モザイク病、うどんこ病、カメムシ など
夏休みの思い出