ハナミズキの基本情報
種類
落葉高木 ミズキ科 ミズキ属
別名
アメリカヤマボウシ(亜米利加山法師)など
和名
ハナミズキ(花水木)
学名
Cornus florida
英名
Flowering dogwood
花期
果期
ハナミズキの名前の由来
ミズキの仲間で花が目立つことから由来します
ハナミズキの花言葉と誕生花
花言葉
永続性、返礼、私の想いを受けてください など
花言葉の由来
永続性
ハナミズキの木で作られた十字架で、磔の刑になったイエスキリストが、その苦しみに耐え、その後に復活したことから生まれた言葉だそうです
返礼・私の想いを受けてください
東京市長が米国へサクラを寄贈した際、そのお返しとしてハナミズキが日本に贈られたことから生まれた言葉だそうです
誕生花
3月18日、3月23日、4月15日
4月23日、4月26日 など
誕生木
4月30日
記念日
入学・合格、新築、開業・開店記念 など
ハナミズキの特徴
・春先、白、ピンク、赤色などの花を咲かせ、秋になると枝先に赤色の実をつけます
・花は、本来の花弁ではなく、総苞片(花のつけ根の葉)であるため観賞期間が長いです
・ハナミズキの花はヤマボウシの花によく似ていて、違いはハナミズキには先端にくぼみがあるのに対してヤマボウシは先端が尖っているのが特徴です
・花期が長く、秋に実が真っ赤に実り、樹形も整って美しいので、庭木や記念樹として人気が高く、街路樹にも多く植えられています
<品 種>
・アップルブロッサム
ピンク系の大輪種で、花姿がよいことで人気
・アルバプレナ(ダブルホワイト)
白花種で大変珍しい八重咲きとなる品種
・クラウドナイン
白花種の代表的品種で純白の大輪花で花つきが良いのが特徴
・ジュニアミス
花弁の外側がピンク色で、中心が白色の花を咲かせる大輪種
・ステラピンク
ハナミズキとヤマボウシの交配種
ハナミズキとヤマボウシの長所を兼ね備えた大輪花で、耐寒性、耐病性有り
・チェロキーサンセット
斑入りの紅花種で、葉は芽出しどきは赤く、5月頃斑入りの黄金色となり、夏まで楽しめ、秋にはトリカラーの紅葉が美しいのが特徴
・ディブレイク
斑入りの白花種で、葉は芽出しどきは黄緑色で、5月頃斑入りの黄金色となり、紅葉時は銅葉色なのが特徴
・レインボー
黄金斑入りの白花種で、葉は芽出しどきは黄緑色で、5月頃斑入りの黄金色、紅葉時も綺麗
・北アメリカ原産の植物で、日本には大正時代に渡来したといわれています
・アメリカ原産でヤマボウシに似ていることから、別名:アメリカヤマボウシ
・犬の皮膚病の薬にこの木の樹皮を使っていたことから、英名:ドッグウッド
・1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄市長が、ワシントンへソメイヨシノを贈った際、1915年にその返礼として贈られたのが始まりです
・1915年にアメリカから贈られた60本の原木はほとんどが枯れてしまって、都立高校の敷地内に1本残っているだけだそうです
ハナミズキの育て方
手入れ方法
落葉後から新芽が出るまでの間(12~3月頃、5~7月頃)に剪定をすると花芽と葉芽の違いがはっきり分かれて剪定しやすく、剪定も間引く程度にしましょう
病害虫
うどんこ病、アメリカシロヒトリ など