前回に引き続き、今回は東京ディズニーシーのアラビアンコーストエリア冬の花をご紹介します。
アラビアンコースト エリア
ヤシが立ち並び、ゴクラクチョウカが咲く異国情緒たっぷりのエリアです。宮殿の中庭や市場を散策するだけで、映画「アラジン」の魔法の世界に引き込まれてしまいそうになるのが特徴です。
キャラバンカルーセル周辺
朱色のような赤は灼熱のアラビアンにピッタリですね。
ハイブリッドティー初の朱色系品種として一世を風靡させたバラだそうです。
バラ”スーパースター”
バラ”スーパースター”の花言葉は「無邪気」
無邪気で純粋なアラジンにピッタリの花言葉ですね。
バラの名前は、フランスの名女優「ブリジット・バルドー」に捧げられたことから由来します。
キャラバンカルーセル出口付近に実っているこちらの木はナツミカンです。
柑橘類なのでアゲハの幼虫がつき、葉が欠けてしまうこともありますが、よ~く見ると、たまに欠けた葉に紛れて隠れミッキーがいたりするそうですよ。
ナツミカン
ナツミカンの花言葉は「花嫁の歓び」
西洋の結婚式ではオレンジの花が花嫁の髪飾りに使われていたことから生まれた言葉だそうです。
カスバ・フードコート周辺
フードコート沿いに植えられているこの黄色の花はキンセンカです。
キンセンカ
キンセンカの花言葉は「別れの悲しみ」
ギリシャ神話から生まれた言葉だそうです。
水の精クリティが太陽神アポロンに恋をしましたが、太陽神アポロンとレウコトエ王女が恋仲にあり、それをねたんだ水の精クリティがレウコトエ王女の父に密告し、怒った王は娘のレウコトエを生き埋めにしてしまったそうです。
これによって自分の行ないを恥じた水の精クリティは、9日間地面に座ったまま空をすぎる太陽神アポロンを見つめていると、やがてキンセンカに姿を変えてしまったというお話です。
パレスコートヤード周辺
東京ディズニーシーのオープン当時に植えた時は4本とも同じ大きさでしたが、20年経ったらバラバラの大きさに成長したそうです。
オーストラリアビロウ
オーストラリアビロウの花言葉は不明ですが、ヤシの仲間全体の花言葉は「勝利」
ヤシが古くから宗教行事でも神聖なものとして使われ、その流れから勝利、栄光、平和などを象徴する植物とされてきたことから生まれた言葉だそうです。
こちらは同パークのメディテレーニアンハーバーエリアや、ディズニーランドのアドベンチャーランドエリアの記事でも紹介したゴクラクチョウカです。
ゴクラクチョウカ
ゴクラクチョウカの花言葉は「恋する伊達者」
エキゾチックな花姿を恋に浮かれる人に例えたことから生まれた言葉だそうです。
サルタンズ・オアシス周辺
ピンクのイペは十数年前からこの場所に植えられているのですが、花が咲いたのは2020年が初めてで、今年も綺麗に咲いていました。
イペ
イペの花言葉は「秘密の恋」
花言葉の由来は不明です。
この変わった形の赤い花はブラシノキです。
見た目がブラシに見えることから名前がついたそうです。
本当に赤いブラシみたいですね。
ブラシノキ
ブラシノキの花言葉は「恋の炎」
燃えるような赤い花から生まれた言葉だそうです。
シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ前
樹液を集めて砂糖を取ることからこの名前がついたそうです。
また、このサトウナツメヤシから採れる実は「デーツ」という名前でドライフルーツとしてよく売られています。
サトウナツメヤシ
サトウナツメヤシの花言葉は「贅沢」
ナツメヤシの実であるデーツは、クレオパトラの美の秘訣だった、という話があるほど、ビタミン、鉄分、食物繊維豊富な栄養食であることから生まれた言葉だそうです。
ジャスミンのフライングカーペット周辺
アトラクションの周りに咲くフサフサしている赤い花はケイトウです。
真っ赤なケイトウと植え込みがさり気なくクリスマスカラーになっているように思います。
ケイトウ
ケイトウの花言葉は「おしゃれ」
花の名前の由来にもなった、赤く立派なトサカをもつ雄鶏から生まれた言葉だそうです。
ジャスミンのフライングカーペット前の海岸沿い
アロエのオバケのようなこの植物はアオノリュウゼツランです。
この植物はテキーラの原料として有名な多肉植物で、成長が遅く、花を咲かせるまでには100年をかかるとされていることから英名「センチュリープラント」とといわれています。
しかも1度花を咲かせてしまうと枯れてしまうんだそうです。
花を咲かせるのはいつなんでしょう。その時はぜひ見てみたいです。
アオノリュウゼツラン
アオノリュウゼツランの花言葉は「繊細」
生涯1度しか花を咲かせないことから生まれた言葉だそうです。
今回はここまで。
次回はマーメイドラグーンエリアの花をご紹介します。
参考になったら嬉しいです。