ブルーベリーの基本情報
種類
半常緑低木(果樹) ツツジ科 スノキ属
別名
アメリカスノキ(亜米利加の木)
ヌマスグリ(沼酸塊)
ヌマスノキ(沼酢の木)など
和名
ブルーベリー
学名
Vaccinium
英名
Blueberry
花期
果期
ブルーベリーの名前の由来
英名のBlueberryに由来し、「ベリー」は核のない果肉の柔らかな食用少果実という意味です
ブルーベリーの花言葉と誕生花
花言葉
実りある人生、思いやり、信頼 など
花言葉の由来
実りある人生
人々の暮らしに豊かさを運ぶ果樹であることから生まれた言葉だそうです
思いやり
果実に含まれる色素アントシアニンが眼の疲れを癒やすことから生まれた言葉だそうです
信頼
丈夫な性質で確実に実ることから生まれた言葉だそうです
誕生花
6月11日、6月26日、8月21日 など
ブルーベリーの特徴
・春に白またはピンク色のドウダンツツジに似た釣鐘状の花を咲かせ、花後に小さな青紫色の果実をつけ、秋になると紅葉します
・樹高も高くならず、家庭で育てる果樹としては育てやすく人気があります
<ブルーベリーの種類と品種>
<ハイブッシュ系>
ハイブッシュ系は、北アメリカ原産で日本には1951年に導入されており、果実が大きいのが特徴です
おすすめ品種:シャープブルー
サザンハイブッシュ系は育てるのがやや難しいものが多いのですが、その中では丈夫で育てやすい品種です
おすすめ品種:ウェイマウス
果実は大きくて甘く、生食に向いています
<ラビットアイ系>
ラビットアイ系は、アメリカ東南部原産で日本には1964年に導入されており、果実が成熟する前にウサギの目のように奇麗なピンク色になるのが特徴で、栽培しやすく、一般家庭での栽培に最も向いています
おすすめ品種:ティフブルー
比較的暑さに強い暖地向きで、ラビットアイ系の中でも果実が大きく、糖度が高くて香りのよい品種です
おすすめ品種:ホームベル
代表的なラビットアイ系品種で、果実は小粒から中粒で甘みが強いです
<ローブッシュ系>
ローブッシュ系は、野生種でアメリカ北東部、カナダ東部や北欧に広く自生し、果実は最も小粒で、酸味が強いものが多いためほとんどが冷凍果実にされ、ジャムやワインなどの加工品に利用されています
※これは野生種であり、日本ではあまり栽培されていません
・北アメリカ原産の植物で、日本には戦後の1951年に渡来したといわれています
・新鮮なブルーベリーの見分け方は、果皮に張りがあり、表面にブルームと呼ばれる白っぽい粉が付いていて、軸の付け根まで濃い青紫色をしていることです
・ブルーべリーの注目成分はやはり「アントシアニン」で、目の疲労をやわらげ視力低下を防ぐとともに、視力を向上させる働きが期待されています
・収穫後すぐに冷凍すると、採れたてのおいしさと栄養価をそのまま凍結できるため、長期保存には冷凍がおすすめです
ブルーベリーの育て方
手入れ方法
剪定は夏と冬に1回ずつ行い、夏は風通しをよくするために透かし剪定をしましょう
冬剪定の注意点:
1・2年生(樹高30cm迄)の苗には実をつけないよう花芽のついている先端を剪定
3・4年生(樹高60cm迄)の苗は、太くて大きい花芽は残し、1つの枝に花芽は多くても3つまでしか残さないよう剪定
それ以降の苗は、古い枝を切ることと実の数を調整する剪定しましょう
※剪定の方法によっては、せっかくのブルーベリーが1年で枯れてしまうことがあるので注意しましょう
病害虫
アブラムシ、ハマキムシ、うどんこ病 など