ジギタリスの基本情報
種類
多年草(二年草) オオバコ科 キツネノテブクロ属
別名
フェアリーキャップス
フォックスグローブ
魔女の指抜き など
和名
キツネノテブクロ(狐の手袋)
学名
Digitalis
英名
Foxglove
花期
ジギタリスの名前の由来
花の形が指に似ていることから、ギリシャ語で指を意味する「digitus(ディギトゥス)」が語源から由来しています
ジギタリスの花言葉と誕生花
花言葉
熱愛、隠されぬ恋、不誠実 など
花言葉の由来
熱愛
薬として使われる一方で、全草に毒がある特性から口にするとめまいや頭痛がする症状を、恋の病に悩む若者をイメージして生まれた言葉だそうです
隠される恋
種類によっては2m近くにも伸びる大きな花茎に咲くたくさんの花たちが、隠そうとしても隠し切れない恋心を連想して生まれた言葉だそうです
不誠実
妻ヘラが神ゼウスのサイコロ遊びを嫌い、地上に捨ててジギタリスに変えてしまったというギリシャ神話から生まれた言葉だそうです
誕生花
3月27日、5月6日、5月12日
5月22日、5月23日、6月6日
6月13日、6月26日、8月18日 など
ジギタリスの特徴
・白、ピンク、紫、オレンジ色などのベル状の花を花茎いっぱいに咲かせます
・内側に特徴的な斑点が入りますが、品種によっては斑点がないものもあります
・種類は20種類ほどありますが、大型で雄大な花を咲かせるプルプレア種が有名です
・ヨーロッパ、西アジア、北東アフリカ原産の植物で、日本には江戸時代末期にオランダから渡来したといわれています
・妖精がキツネにジギタリスの花を手袋として贈ったというおとぎ話にちなんで、和名:キツネノテブクロ
・バラと開花時期が同じなので、バラとの組み合わせによく使われる草花としてイングリッシュガーデンの定番にも人気の高い花です
・体に取り込むと死に至ることもある非常に強い毒を持つ反面、古くから心臓の薬としても用いられていたそうです
・高温多湿に弱いので暖地では二年草として扱います
・アイキャッチ画像はジギタリス パンサーピンクです
ジギタリスの育て方
手入れ方法
枯れた花は、放置しておくと株の栄養が奪われて花つきが悪くなるためこまめに摘み取りましょう
また、花の重みや風で花茎が倒れやすくなるため、花穂の長さがひざ丈ほどになったら支柱を立てましょう
病害虫
アブラムシ、うどんこ病