ススキの基本情報
種類
多年草 イネ科 ススキ属
別名
オバナ(尾花)
カヤ(萱、茅)など
和名
ススキ(薄)
学名
Miscanthus sinensis
英名
Japanese silver grass
花期
8~10月頃
ススキの名前の由来
「スス」はすくすくまっすぐに立つ姿、「キ」は草や茎という意味から由来します
ススキの花言葉と誕生花
花言葉
活力、心が通じる、秋風に想いをのせて など
花言葉の由来
活力
すくすく伸びて太く頑丈な茎をもち、葉は強く握ると手を切ることもあるほど強靭、そんなススキの生命力から生まれた言葉だそうです
心が通じる
細くて中心が空洞になっている茎が、まっすぐに2mくらいの高さまで伸びるススキの、シュッとした印象から生まれた言葉だそうです
秋風に想いをのせて
秋の風に穂が揺られる姿から生まれた言葉だそうです
誕生花
9月7日、9月12日、9月15日
9月16日、9月22日、9月29日
10月16日、10月22日 など
ススキの特徴
・ススキは、穂の部分が花です
・花粉症のアレルゲン植物の一つなので、イネ科植物のアレルギーをもち、秋に症状が出る人は栽培を避けることをおすすめします
・非常に丈夫な植物のため、少しぐらい条件の悪い場所でも育つが、大きくなるため狭い庭には向きません
・日本、中国などの東アジア原産の植物で、日本全国に自生しています
・フワフワした羽毛状の穂が風に揺れる姿が、動物の尾のように見えることから、別名:オバナ
・ススキは秋を象徴する植物として日本文化の中で重要な植物で、十五夜の飾り、花鳥画や、蒔絵などの秋草紋様、ススキミミズクなどの郷土玩具などに見られます
・たわわに実った稲穂に似ていることから、秋の十五夜のお月見にはだんごと一緒にススキを供え、作物がたくさんとれるように願う風習があります
・ススキは万葉集にも詠われている秋の七草のひとつです
(ハギ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、クズ、フジバカマ、オミナエシ)
※春の七草は、食べて無病息災を願うのに対し、秋の七草は、眺めて楽しむ草花で、万葉集の「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」が元になっており、朝顔はキキョウのことだといわれています
ススキの育て方
手入れ方法
やせ地でも育つため肥料を与えなくても大丈夫です
よく育ち、広がっていくのでこまめに刈りましょう
病害虫
病害虫に強い
十五夜とススキ