ナデシコの基本情報
種類
多年草 ナデシコ科 ナデシコ属
別名
トコナツ(常夏)
ヤマトナデシコ(大和撫子)など
和名
ナデシコ(撫子)
学名
Dianthus superbus
英名
Dianthus Pink
花期
5~8月頃
ナデシコの名前の由来
ナデシコの花が可憐で愛らしいことから「撫でるように可愛がる子」に例えたことから由来します
ナデシコの花言葉と誕生花
花言葉
可憐、大胆、純粋な愛 など
<色別の花言葉>
白:器用、才能
ピンク:純愛
花言葉の由来
可憐
撫でてしまいたいほどの可憐さのある花姿から生まれた言葉だそうです
大胆
雑草の中でひときわ目立つピンクの花を咲かせることから生まれた言葉だそうです
純粋な愛
どんな願いもかなう王子が、自分を救ってくれた娘を花に変えて城に持ち帰り、人間に戻して結婚したという、グリム童話の物語ナデシコから生まれた言葉だそうです
誕生花
5月3日、5月29日、6月7日
7月14日、7月15日、7月22日
7月28日、9月4日、11月10日
11月22日 など
ナデシコの特徴
・花弁は5枚からなり、花びらの切れ込みが深く、先が細かい刻みがあり、白、ピンク、褐色の花を咲かせます
・野山や河原に自生する花なので丈夫な性質で育てやすいです
・世界中に分布し、古くから品種改良が続けられ、種類は約300種類以上あるといわれています
・日本、中国、朝鮮半島原産の植物です
・開花時期が夏~秋に向けて咲くことから、別名:常夏(トコナツ)
・英名は、オランダ語でまばたきを意味する「Pink」から由来し、ピンク色という色名はこの花から派生したといわれています
・京都府の県花として制定されています
・ナデシコは万葉集にも詠われている秋の七草のひとつです
(ハギ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、クズ、フジバカマ、オミナエシ)
※春の七草は、食べて無病息災を願うのに対し、秋の七草は、眺めて楽しむ草花で、万葉集の「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」が元になっており、朝顔はキキョウのことだといわれています
ナデシコの育て方
手入れ方法
蒸れると病気が発生しやすくなるため花後は早めに株元から切り戻しましょう
病害虫
アブラムシ、灰色かび病 など
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