オミナエシの基本情報
種類
多年草 オミナエシ科 オミナエシ属
別名
アワバナ(粟花)
アワゴメバナ(粟米花)
ハイショウ(敗醤)など
和名
オミナエシ(女郎花)
学名
Patrinia scabiosifolia
英名
Dahurian patrinia
花期
果期
10~11月頃
オミナエシの名前の由来
同属で姿がよく似ている白花のオトコエシ(男郎花)に対して全体に優しい感じがすることから由来します
※「おみな(女性)圧し(圧倒する)」女性をも圧倒する美しさという意味です
オミナエシの花言葉と誕生花
花言葉
美人、はかない恋、親切 など
花言葉の由来
美人
女性をも圧倒する美しさから生まれた言葉だそうです
はかない恋
さびしげに秋風にゆれる繊細で女性的な花姿から生まれた言葉だそうです
親切
オミナエシは万葉集にもよくでてきており、奈良時代末期から「美人」の例えとして用いられ、当時の人々の理想的な女性像を表現する言葉の一つが「親切」だといわれていることから生まれた言葉だそうです
誕生花
7月23日、8月16日、9月4日
9月5日、9月9日、9月11日
9月19日、10月6日、10月9日
10月22日、10月25日 など
オミナエシの特徴
・数本の茎をまっすぐ伸ばして株立ちになり、先端に多数の小さな黄色の花を咲かせます
・花が終わっても色を保つため、かなりの期間楽しめます
・日本の風土に合っているのでとても育てやすいです
・日本、東アジア原産の植物で、沖縄をのぞく日本全土に自生しています
・花のみを集めたものを黄屈花(おうくつか)といい、生薬として利用されています
・オミナエシは万葉集にも詠われている秋の七草のひとつです
(ハギ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、クズ、フジバカマ、オミナエシ)
※春の七草は、食べて無病息災を願うのに対し、秋の七草は、眺めて楽しむ草花で、万葉集の「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」が元になっており、朝顔はキキョウのことだといわれています
オミナエシの育て方
手入れ方法
鉢植えの場合、夏は1日に1・2回水を与えるようにして、地植えの場合は基本的に水をやらなくて大丈夫です
病害虫
うどんこ病