シャクヤクの基本情報
種類
多年草 ボタン科 ボタン属
別名
エビスグサ(夷草)
エビスグスリ(夷薬)
カオヨグサ(貌佳草)
ヌミグスリ(枸杞)
ハナノサイショウ(花の宰相)など
和名
シャクヤク(芍薬)
学名
Paeonia lactiflora
英名
Chinese peony
Common garden peony
Peony
花期
シャクヤクの名前の由来
姿がしなやかで優しい様を意味する「綽約(しゃくやく)」から由来します
シャクヤクの花言葉と誕生花
花言葉
恥じらい、はにかみ、謙遜 など
<色別の花言葉>
白:幸せな結婚
ピンク:はにかみ
赤:誠実
花言葉の由来
恥じらい・はにかみ・謙遜
はにかみ屋の妖精が隠れていた花だからというイギリス民話が元で生まれた言葉だそうです
誕生花
2月8日、4月24日、5月8日
5月13日、5月14日、5月16日
5月18日、5月19日、5月24日
6月16日、7月24日 など
シャクヤクの特徴
・基本色は白、ピンク、赤色の花色ですが、品種改良が盛んに行われ、紫、黄色の花色や、一重咲き、八重咲き翁咲きなど、いろいろな咲き方の品種があります
・ボタンの花によく似ていますが、ボタンの葉はギザギザでツヤがなく、シャクヤクの葉は丸みがありツヤもあるのが特徴です
・中国やモンゴルなどアジア北東部原産の植物で、日本には平安時代以前に薬用植物として渡来し、江戸時代からは「茶花」として観賞用になったといわれています
・「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉の通り、美人の代名詞とされてきました
・ボタンが「花王」と呼ばれるのに対し、シャクヤクは花の宰相、「花相」と呼ばれています
・漢方医学ではとてもポピュラーな生薬の1つで、根には消炎、鎮痛、止血、抗けいれんなどの効果があるとされています
シャクヤクの育て方
手入れ方法
・乾燥を嫌うので土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをしましょう
※夏場は特に乾きやすいですが、日中は控えましょう
・花が終わったら、花首を切り取り、葉は残しましょう
・脇芽から伸びてくる芽を摘む事で、1枝にたくさんの花を咲かせず1つの花を大きく咲かせましょう(摘蕾(てきらい))
病害虫
アブラムシ、うどんこ病、灰色かび病 など